中国5県&星空チャレンジ【前編】
中国5県&星空チャレンジスタート
【準備&出発編】はこちらです。
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中国5県&星空チャレンジ【準備&出発編】 - まさゆめ~広島~ロードバイク日記
【広島県編】
出発の準備が完了して、自宅をスタートした時間が『AM3:13』。
正確には、走り出したのはそこから2分後の『AM3:15』。
サイコンでの気温は『8℃』の表示なので少し寒いが、走り始めるとそこまで気になりません。
まず始めに目指す県は『山口県』です。
なので広島市内から西方向にむけて走ります。
メインの目的地が『岡山県』なのでまったく正反対の方向に向かって走り出しことになります。
いつものことながら走り始めはテンションも高めなのでスピードも出てしまします。
気温が『7.5℃』を表示してます。
少し寒いので踏んでいる方が身体が温まるのだが、先のことを考えるとペースは落とした
方がいいので抑え気味に走りたいです。
このあたりの国道2号線はよく走っているので夜間でも道に迷うことなく安心して走れます。
そしてスタートから『約35㎞』走ったあたりで『山口県岩国市』に突入です。
最初の広島県はわずか『1時間20分』で終了。
【山口県編】
山口県は広島市内からもそこまで遠くないので、よく走りに来ています。
ただ今回のルートは『岩国市内』から『錦川』沿いに北西に向かって走っていくので、『錦帯橋』から少し先にある『国道187号線』はまったく走ったことのない道で
す。
このあたりからスマホをナビ代わりにして道に迷わないように確認しながら走ります。
山口県の名所である『錦帯橋』の近くを走るのだが、まだ真っ暗なのでそのまま通過します。
錦帯橋近くで、距離は『41㎞』、時刻は『AM4:45』。
まわりに何もない川沿いを淡々と走りながら空を見上げると、まだ真っ暗です。
街中からは少し離れているので、星空もわりと綺麗に観れます。
ただ求めている星空はこんなものではないので、そのまま進んでいきます。
『AM5:46』の写真だが、まだ真っ暗でかなり寒い時間帯です。
この辺りはまだ海抜0メートルなので、標高が高くなったらどれだけ寒くなるのか不安になります。
そして時刻は『AM6:10』、予定ではまだ休憩するつもりはなかったのだが、トイレに行きたくなったのとあまりの寒さのため、道の駅の『ピュアラインにしき』を発見したので一旦休憩を取ることにしました。
少し夜が明け始めて、空が少し明るくなっています。
スタートから『約3時間』で走行距離は『78.6㎞』。
そして何より気温が『3.2℃』の表示でかなり寒いです。
トイレを済ませてホットコーヒーを飲みながら、寒さのあまりなかなか出発する気になれず、ようやく出発したのは20分後の『AM6:30』。
『20分間』もロスしてます。
寒いとこういった休憩時のロスタイムが増えてしまうんですよね。
ここからは、『島根県』の県境へむけて峠を登っていきます。
むしろこの寒さなので登りがありがたいです。
だらだらした登りを無理することなく登っていき『標高375メートル』の『傍示ヶ峠』のてっぺんに到着。
日本海に抜けるルートの中ではかなり低い峠だと思います。
ここで距離は『85.8㎞』、時刻は『AM6:58』です。
スタートから、まだ4時間経過してないのに早くも中国地方5県の内、『3県目』に突入です。
地図的にはこの辺りです。
【島根県編】
『広島県』と『山口県』は短い滞在でしたが、ここからは長い長い『島根県』の始ま
り。
峠を登ってきたのでここからはダウンヒルです。
寒い中のダウンヒルはかなり辛いので、スピードを上げすぎずに下っていきます。
夏場ならガンガン飛ばせるので、ここでもペースが落ちてしましますね。
少し下ったところが『六日市』と言う場所で事前の予定ではコンビニがあるのを調べていたので休憩するつもりだったが、まだ補給も必要ないし停まる理由がないのでそのままスルーして北へ向かって走ります。
その後、15㎞くらい走ったところで道の駅を見つけたので、トイレ休憩を入れます。
道の駅『かきのき村』です。
ここで距離は『107㎞』、時刻は『AM7:50』。
お腹は減ってないので、とりあえず『益田市内』までは走ろうとすぐに出発。
このあたりも山間を走っていくのだが、山の間から太陽が昇り始め、紅葉の山々と霧がうっすらかかった雰囲気がとても心地よく、ようやく走っていて気持ちのいい時間
帯になってきました。
そして出発から『125㎞』の『日原』という地名に到着したのだが、この町も天文台があるらしく星が有名みたいです。
距離的にも広島からだと最短距離で『100㎞』くらいでちょうど良い感じなので機会があれば『日原』にも星空を観に来たいですね。
ここからいよいよ『国道9号線』に入ります。
今回の難所と思っていたのが、ここから日本海沿いを通るこの『国道9号線』です。
『9号線』は何度か走ったことがあるが、とにかくアップダウンの繰り返しなのでこ
の先が少し不安です。
『9号線』を走り始めると道路の案内標識にも『浜田』や『松江』が出てきます。
ようやく『益田市』に到着するも、休憩するポイントを悩みます。
ここで距離は『147㎞』、時刻は『AM9:15』。
走り始めて6時間が経過しているので、そろそろ補給もしたいと思い始めているのだが、いくつか益田にあるコンビニをスルーしてしまったので、もう少し走ってからとそのまま走り続けます。
日本海が印象的だったのでとりあえず1枚写真を撮ります。
結局、『浜田市』に入ったあたりでコンビニを見つけて最初のまとまった休憩を取ります。
『ローソン浜田三隅店』で、ここまでの距離は『166㎞』、時刻は『AM10:05』です。
スタートから途中で携帯していた大福を一つ食べただけで、他にはコーヒー一杯くらいだったので、しっかり補給をします。
《補給したもの》
・肉まん、バナナ、プリン、SAVASプロテイン飲料、ファイブミニ
アクエリアスとinゼリー、饅頭、チョコバーは携帯補給用です。
こう見たら思ったほど補給してないですね。
まあプリンを食べているのでカロリーは大丈夫なはず。
そして気温も上がってきているので、冬スタイルから秋スタイルにチェンジします。
ウィンドウブレーカーを脱いでコンパクトにして収納して、ネックウォーマーとサイクルキャップを外しグローブも指切りタイプに変えます。
脱いだ衣類は全てフレームバッグとサドルバッグに収納しています。
これでかなり走りやすくなります。
そして出発したのが『AM10:30』。
日本海沿いのアップダウンをひたすら走ります。
益田からの日本海沿いはずっと向かい風でペースが全く上がらないので、ひたすら我慢しながら走ってます。
途中、何度か日本海の景色の写真を撮り、気を紛らわしながら走ります。
さすがに気温も上がりアップダウンとずっと続く向かい風で疲れが溜まってきているので、タイミングを見て休憩します。
『ローソン・ポプラ石見銀山店』
距離『233㎞』、時刻『13:25』。
ペースもかなり落ちてきてますね。
みかんゼリーとプロテイン、ホットミルクなどの軽めの補給で、『13:40』に出発。
ここからもアップダウンは続き、相変わらずの向かい風です。
標識には『出雲まで45㎞』。
2時間くらいで到着したいですね。
『大田市』を抜けて、ようやく海岸線が左に湾曲した景色が見え始めます。
地形的に『出雲大社』が近いことが確認できます。
そして『15:35』、ようやく『出雲大社』に到着です。
事前の目標シミュレーションでは『出雲大社』に『14:30着』だったので約1時間の
遅れです。
時間に余裕があるわけではないが、今回の目的の一つに『友人の回復祈願』があったので本殿に参ります。
そして御守をゲットしたりとウロウロと徘徊してしまい、かなり時間を使ってしまい
ます。
今回はサイコンで『走行タイム』と『経過タイム』を計測していたので、ほとんどストップさせずに起動させていました。
なので出雲大社の中を歩きながら徘徊しているときも完全な停止時以外にはサイコンが動き続けているので実走のペースが分からなくなってしまっています。
経過タイムを気にせず、いつも通り停止ボタンを押しておいた方が良かったですね。
結局、出雲大社を出発した時間は『16:10』です。
ここまでの距離は『280㎞』。
スタートから『約13時間』で『280㎞』です。
目標より1時間の遅れではありますが、9号線の向かい風とアップダウンの事を考えると、まずまずのペースだと思います。
この区間はずっとアップダウンが続いて、さらに向かい風地獄でした。
そしてまだマンホールを撮る余裕があるので、『出雲マンホール』。
『出雲大社』を出発してから少ししてお腹が空いてきていたのでコンビニで休憩をし
ます。
レシートをもらい忘れていたので、詳細は不明だが、スマホの写真のデータでは時刻が『16:49』なので『宍道湖』の手前あたりだと思われます。
ブルべのPCだったら致命的なミスですね。
そこからは『宍道湖』の北側を走り『松江』に向かって走ります。
途中、『宍道湖』の中ほどあたりで日が暮れ始めていて、右後ろを振り返ると、かな
りいい感じの夕日を見ることができました。
このあたりから向かい風も止み、いいペースで走ることができています。
寄るつもりはなかったが雰囲気が良さそうだったので『松江城』に寄りました。
お城の近くまで行こうとするもよく分からないので、引き返して入り口で記念撮影。
ちょうど『菊花展』をやってました。
ここでも地味にタイムロスですね。
気分転換にはなるのですが、時間がシビアなキャノンボールの本番には絶対にしないようにします。
松江市内からは『中海』の北側を通り『美保関』方面に向かって走ります。
この道は1年間に逆ルートで走っているので見覚えがある感じです。
右手に『大根島』や『境港』の明かりを見ながら、『境水道大橋』を渡ります。
『境水道大橋』は一見自転車では走れないように見えますが、標識を確認する限り自動車専用になっていないので走れるはずです。
なので今回も堂々と橋を自転車で渡ります。
そして、この橋の途中に『島根県』と『鳥取県』の県境があります。
橋の上からの『境港』の夜景がきれいなので記念撮影をします。
クルマでは絶対に停まっておくことができない場所なので、この景色は自転車や徒歩での特権ですね。
ついに中国地方4県目です。
ここで時刻は『19:25』、距離は『345㎞』。
いまこの辺りです。
先はまだまだ長いので、【前編】はこのあたりで終わりにさせてください。
スタートから『16時間10分』で『345㎞』なので、普通に考えるとまずまずのペースなのかな?
目標的にはもう少し先に行っていたい感じです。
メインの目的地である『美星町』までは、あと『約170㎞』。
これをキャノンボール的に計算すると、あと『7時間50分』で走りきる必要があります。
ルート的には山岳区間に入るのでかなり微妙な感じではありますが、諦める時間と距離ではありません。
今回のチャレンジは時間帯的にも寒くなり始めるここからが勝負どころです。
しかも『美星町』は目的地であってゴールではないので、先はまだまだあります。
そこまで考えて走る必要があるのでなかなかタフな感じですね。
でもこれまでの経験のおかげなのか、身体で痛いところもなく元気なのが幸いです。
それでは次回もよろしくお願いします!
ありがとうございました。
『【中編】はこちらです』
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