大阪⇒東京キャノンボール2022【走行編(後編)静岡→日本橋】
【準備編~プロローグ】と【走行編(前編)梅田新道→静岡】はこちら
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大阪⇒東京キャノンボール2022【準備編~プロローグ】 - まさゆめ~広島~たけまさのロードバイク日記
大阪⇒東京キャノンボール2022【走行編(前編)梅田新道→静岡】 - まさゆめ~広島~たけまさのロードバイク日記
『なるさんに撮っていただいた写真』
●前編の終了時
現在の時刻は『21時18分』でスタートからの経過時間は『15時間18分』。ここまでの走行距離は『約370km』。
静岡駅の横を通過し静岡市街地を過ぎたあたりにいるので、これから先には最大の難所である『箱根越え』が待っているのと、『横浜や川崎』といった神奈川の市街地とゴール地点である日本橋までの『東京都内』を走る必要がある。
日本橋までの距離は『約180km』、この道のりを残り時間『約8時間40分』で走り切ればキャノンボール達成となる。
当初の計画から考えると時間のマージンはほとんど無い状態だが、これからの走り次第でマージンを作ることができるか逆に厳しくなるかが決まってくる。
気持ちの中では今までより少しギアを上げて、ゴールに向けて達成の可能性も一緒に上げていきたいと考えながら先に進んでいく。
●【静岡~神奈川】
静岡市街地から海沿いに出て、由比バイパス手前の迷いやすいルートもしっかりケアをし予定通りのルートで順調に進む。
集中できているので分岐地点も問題なくクリアできているし、走り自体も悪くない。
新富士川橋へ向けての分岐もスマホでルートチェックしつつ橋に向かう担ぎポイントもしっかりクリアする。
橋の上はスピードを出しているクルマもいるが、こちらも流れに乗って順調に進んでいく。
ところが新富士川橋を渡り切ったあたりで少し雨が降り始める。この時間帯に雨に降られることは全く想定してなく、浜松付近で降られた感じでそこまで降られることなくすぐに止むだろうと構わず走り続けていたら、雨の勢いが急にひどくなってきた。
信号ストップで充電機器やスマホ関係の水没を防ぐため、フレームバッグや背面ポケットにしまい込む。ステム上でスマホを見れなくなったのでルート確認をどうするか考えて、サイコンに入れていたルートをナビゲーション設定して呼び出す。
まだ時間の余裕があるわけではないし、体調も良かったので少しくらい濡れるのは構わないと走り続けていたが、一向に止む気配がない。むしろ雨脚がひどくなりその状況をツイートする。
写真ではなかなか伝わりにくいがかなりのどしゃ降りである。
あと、雨天でのディスクブレーキの使用が初だったのだが、ブレーキ音の大きさにかなりビックリした。
ブレーキのタッチを感覚的に少しマイルドにしてブレーキ音の響きを抑え目にする術を身に付ける。
心境としては、なるべく止まりたくないがこの後に箱根を控えているので、雨の中を走り続けてそのまま箱根を登って身体を冷やしたらかなり危険になるのではと考えたりしていた。
ただ箱根の登りまで雨が止まないとなるとそもそもペース的に達成は厳しいので雨が弱くなることを期待して出来る限り前に進んでおこうという考えが優先する。
しかし、しばらく走っても雨の勢いが弱まる様子がないので、イオンタウンがあるバイパス分岐の先の高架下で一旦ストップして雨宿りをする。
「まずいな」と思いながらも出来ることをするべきなので、反射ベストの下にウィンドブレーカーを着て、フレームバッグの中の機器類をハンドタオルで拭いたりして手を動かす。
約15分程度止まっていたと思うが、雨が少し弱まってきたと感じたので再び雨の中走り始める。
走ってみると思ったほど雨が弱まって無かったので、少し走ったあたりにある吉原駅の駐輪場に屋根があったのでもう一度雨宿りをする。ここからどうするかを本気で悩む。雨に会うまでの計画でかなりギリギリだったのでこの雨宿りでその計画も完全に崩れた。このまま雨が止まないようなら達成は不可能なので、時間外完走に切り替えた走りをすることになる。ただ雨のまま箱根に向かうのは危険なのでルートの見直しも考える必要があるのではといろんなことを考える。濡れた靴を脱いで、ビショビショになっている靴下を絞って履きなおしたりする。
5分程そんなことを考えていたら、今度こそ雨が弱まったように感じた。
雨が止みさえすれば時間外でも箱根を越えることはできるので、まずは先に進めると走り出す準備を整える。
よく分からない日本語でのツイートをしている。
ちなみにスタート前に足にも『プロテクトJ1』を塗っていたのでほとんどふやけることなくカバーできていた。しかし濡れているのに変わりないので靴の中はぐちゃぐちゃである。
小雨の中、再び走り始め沼津市街地を進んでいく。
気持ち的には焦りも無く、「この状況はかなり厳しいんだろうな」と冷静になっている。
この先の状況が天気的にも不透明なのと、箱根越えによる時間の読みと首都圏の混み具合も不透明なので、良くも悪くもゴールまでの時間の読みが立てにくいのである。だからこそ明確に『達成を諦める』と言う判断の線引きを今の段階でするべきではないと考えている。
「とにかく箱根の登り口についてからその時の状況で考えよう」と前に進む意思を持つ。
沼津を過ぎるあたりではかなり雨も弱まり、その先の三島に入ったあたりでようやく雨が止んだ。
「まずは箱根の登り口へ」を頭にペースを上げて進んでいく。
完全に雨も止んだので、スマホをステム上に戻してハンドル周りを再び元のセッティングに戻す。
そして箱根登り口のセブンイレブンに着いたのが『23時55分』。急いでトイレと補給を済ませる。
達成を見込んで走るとなると、走行時間はあと『6時間』。出来る限りこの先のストップ回数は減らしたいので補給を多めに持って走るのが定石だと思うが、ここからは箱根の登りである。可能な限り軽い状態で登るべきなので持って走る補給も一瞬で判断して選りすぐる。
水は十分あるし、補給食も細かいものが揃っている。ここではヨーグルトと野菜ジュースを摂取して、コーラと大福を背中に入れて補給終了。
ここまで『約18時間』経過で、走行距離は『約420km』。
日本橋までは残りの距離は『約125km』で、この距離を『約6時間』で走る必要がある。
当初の計画より1時間遅れなので、完全に達成ペースから遅れを取っている。しかし先ほども言ったようにここから先は箱根と都内を含んでいるので時間の読みが難しい。例えばこの時点で要求グロスが『24km/h』となっていたら不可能と判断するが今の段階で『21km/h』なので、まだここで判断するべきではない。
状況だけで考えると、可能性的には五分五分か少し分が悪いとは思っているが体調は悪くないのでその先の可能性はここからの自分次第である。
ここからの作戦は、「まずは箱根を少し頑張って登りきる」⇒そこでの時間次第で先をプッシュするべきか判断する⇒さらに先は残りの距離と時間で都度判断する。と言った感じである。
『残り時間、体調、補給食、ドリンク、装備』今手元にある駒を最大限に活用して勝機を見出すことができるかにかかった局面である。
スタート前にも書いたように、安全第一で走り切るのが大前提なので、『箱根を登り切った時点』または『その後の切りの良いタイミング』で要求グロスが『25km/h』をオーバーする等、安全な範囲内での達成が無理と判断すれば自分なりにしっかり線引きをして、その時のための心の準備も進めておく。
その意味合いで言うと、先ほどの大雨がもう一度やってきた場合には時間的にも交通環境的にも一気に危険度が増すので達成に向けての走りは止める判断である。
これからの登りにむけてウィンドブレーカーを一旦脱いで、箱根を登り始める。
標高800メートル超を約20km登ることになるので、頭の中で単純計算して、平均斜度は4%ほど。思ったより勾配はきつくないなとポジティブに考えて登っていく。
当初の予定ではパワーを180w前後で登る予定でいたが、今の状況でそれでは遅いと思って200w前後で少し頑張って登る。前半は結構いいペースで登っていく。道路も綺麗で走りやすいし、標高が上がっても登りで身体が暖まっているせいかまったく寒さを感じない。この辺りは雨がほとんど降っていなかったのか、ほぼ路面が乾いている。
中盤以降、少し疲れが見えてきたがコーラを飲んだりお菓子を食べながら軽いギアをひたすらクルクル回す。
途中、予定していたルートではなく『箱根旧道』に進んだほうがたしか距離が短かったはずと考えたりしたが、予定していない不確定なルートを走ることはリスクもありそうだと感じて自分の考えを却下する。
余裕があれば気楽に登るのだが、いまは少しでも早く登り切りたい気持ちなので、そうなると余計に登りが長く感じる。ここまで応援していただいたこと等を思い出しながらなるべく前向きな心境で登るように気持ちを切り替える。
そして1時間以上登り続けて、ようやく最初のピークである神奈川県への県境の『箱根峠』に到達。
ここでは止まることなく、そのまま下りに入り先にある2つ目のピークを目指す。短い下りを終え芦ノ湖の横を通過してもう一度登り区間に入る。ここを登りきればこの先にまとまった登りはないともう一度ペースアップしてピークを目指す。
そしてついに『国道1号最高地点』に到達。余裕がないのは分かっているがツイートしたいので急いで写真を撮ってピーク到達のツイートをする。
この時点で走行距離は『442km』で『19時間34分』が経過。
残り『約105km』を『4時間25分』で走る必要がある。要求グロスが『約23km/h』なのでここから約15kmの長い下りを考えるともう少し要求グロスが下がるはず。
気温は10℃を超えているので想定していたほど寒くはないが、汗冷えが恐いのでウィンドブレーカーだけ着て長い下りに入る。
幸いにもライトを2灯体制にしていたので2灯とも光量をマックスにして安全マージンを取りながら下っていく。
箱根峠を越え神奈川に入ってからクルマがほとんど走っておらず、路面も乾いていてとても走りやすい。登っている時は割とクルマが走っていたのでクルマは分岐で旧道にむけて行ったのかなと考えたりする。
集中した走りで、かなり良いペースで箱根湯本の駅あたりまで降りてきて、「達成の可能性がまだギリギリ繋がった」と感じた。
麓辺りは寒くないので信号ストップのタイミングでウィンドブレーカーを脱ぎ走りやすい格好で先に進む。
しかしここからは平坦区間だが事前の風向き予報では弱めの向かい風となっている。
小田原を通過して海岸線沿いを走るのだが、たしかに若干向かい風が吹いているが、夜間なのでとにかく走りやすい。トラックは多少走っているが信号も少ない上、路面も広くて綺麗なのでスピードが乗る。自分の身体の調子の良さを信じて頑張る区間。
大磯駅を過ぎてからは茅ヶ崎にむけて海沿いの道を走る。この区間は防風林が並んでいるので向かい風の影響が少なくてさらにペースアップして進んでいく。
藤沢市から戸塚に向かっては少し信号も増えてきた。信号ストップでは変わらずストレッチを繰り返し、走りに集中するため発信は控えているがストップ時間が長いときにはTwitterのコメントへ返信したり、タイムラインを覗いたりして気分転換もする。
こんな夜中なのにコメントを下さったり、状況を見てもらえていることに本当にやる気をいただいている。
戸塚通過中に経過時間が『22時間』になるので状況をツイートする。
この時点で残り距離『約40km』を『約2時間』で走れば達成ラインなので、要求グロスが『20km/h』まで盛り返した。
ここからは『横浜→川崎→東京都内』と信号峠が待ち構えているので、これからの1時間でどれだけ走れるかで達成できるかどうかが決まってくる。
自分の中で、この1時間で『22~23km』走って、残り1時間で『17~18時間』まで持っていけたら達成が現実的だと計算をする。
ここまで何とか達成の可能性を繋げてこれたので、この先も集中して走る。
箱根登り口のコンビニから補給休憩をしていないが、今ある補給であと2時間は十分凌げると判断する。
引き続き達成に向けてプッシュを続ける。
空がうっすらと明け始め、横浜の市街地に突入する。予想通り信号が多いが少しでも前に進むためにインターバルを繰り返す感じ。ただ明らかに信号が多く繋がりが悪い時には都内の最終局面に備えて無理はしすぎない。
横浜駅を過ぎたあたりで、『びいよんさん』に迎撃していただく。
こんな朝早い時間にかかわらず、本当にありがたい。しばらく後ろを少し離れて一緒に走られて、信号で停まった時に世間話をしてブルべ未経験ということだったのでブルべにも勧誘してみた。
さらにその先の鶴見川手前のコンビニで『もっち~さん』に迎撃していただく。
途中の雨で濡れたのを心配していただき、「タオルや着替えを使われますか?」と大変ありがたい言葉をかけていただくが、ここまでの走りでほぼ乾いていたのとほとんど気になっていなかったのでお礼だけ伝えて、大きなエールをいただき再び走り始める。
一応キャノボの作法としては全て自己完結のノーサポートが基本だと理解しているのだが、実はこの気持ちやお気遣いが本当にありがたく、そういった思いを感じるだけで頑張る力となっているのは間違いない事実である。
『びいよんさん』ともこの先でお別れをして、川崎市を走り抜ける。
この区間、軽快に走っているように見えるかもしれないが、信号の繋がりが最悪でとにかく信号ストップの繰り返しである。
ただ、身体の調子は変わらず良いのでペースとしては達成に向けてぎりぎりのスピードを保つことができている。
そしていよいよ東京都に向けて多摩川を超えるために六郷橋手前に差し掛かる。
少し分かりづらいが迷うことなく側道に入り、歩道から橋への自転車押し区間を経て六郷橋に到着。
ここで『神奈川県』が終了。
この時点でちょうど『23時間』が経過。走行距離は『約528km』。
ゴールの日本橋まであと1時間で『約17km』。
ここまでギリギリで繋いできた可能性が、いよいよあと一息のところまでやってきた。
●【東京~日本橋】
六郷橋に入った瞬間、こっちに手を振る人がいる。
『はやとさん』に迎撃していただき、最終局面にしてテンションが一気に上がる。
はやとさんはママチャリで後ろを追走してくれる。
『東京都』に入り、六郷橋を渡り終え、少し複雑な橋の出口からメインルートに復帰。
信号ストップのときにはやとさんと会話をする。
少し余裕そうに見えるが、はやとさんに会ったことでテンションが上がっているためこの表情である。はやとさんとは昨年末に山口から東京まで自転車で走られていて広島を通過されたときに少しだけお会いできて、その時に「東京で会いましょう」と話をしていて半年ぶりに約束を果たせたので本当に感慨深い瞬間なのである。
しかし感動の再開をゆっくり味わう時間もないので先を急がないといけない。
はやとさんから「これからの時間帯は通勤のクルマを通しやすくするため信号が繋がるはず」と教えていただく。
その言葉通り品川区を過ぎるあたりまでかなり良い感じで進むことができた。ロードでガンガン踏んでいたのでけっこう速度が出ていたはずなのだが、ママチャリで少し距離をとり後ろをついてくるはやとさんは凄かった。
別れ際『この調子なら絶対にいける』とエールをいただき、達成を心に誓って都内を突き進む。
テンションマックスで、身体も調子がよくガンガン踏める。しかし頭の中は冷静で、達成に向けての計算をしている。
残り『1時間で17km』なので5分のマージンを残しておくと考えて、23時間25分の時点で残り10kmなら達成ラインだと計算する。
信号の量も増える中、ストップする頻度も増え始める。このあたりでは信号の状況問わず青信号に変わった瞬間、スタート&ゴーでインターバルの繰り返し。
計算していたより少し前よりに進むことができ、残り『40分弱』を残して、日本橋まで『約10km』のところまでやってきた。
自分の中で達成を確信したのはこのタイミングだったと思う。
それでも最後まで何が起こるか分からないのでまだ気を緩めない。このあたりで達成した場合のことを考えて、信号ストップしたときに達成ツイートの下書きを作り始める。
ただ、これは決して余裕があるわけでなく、以前のR2キャノボ達成時にゴール後の達成ツイートが中途半端になってしまった記憶があるので、なるべくゴール後に早いタイミングでちゃんとした報告がしたいという備えの気持ちからである。それをすることが出来るくらい日本橋に近づくにつれて信号に捉まる様になっている。
日本橋まで残り『5km』の地点であと『約20分』。事故だけは無いように安全運転を意識して少しペースを落とす。それと同時に気が緩んだのかハンガーノックなのか、力が抜ける。
あと一頑張りなので、自分の中でもう一度気を引き締める。
残り2kmを切り、新橋を過ぎたあたりで『Tonyさん』に迎撃していただく。軽く挨拶をして、ゴールまで距離を開けて後ろを走られる。
銀座から京橋を抜けるがここにきて信号の数が半端ない。これが名高い『信号峠』と認識する。
しかし持ち時間的に焦る必要はないので、最後はマイペースで日本橋を目指す。
そして少し先にゴール地点である日本橋が見えてきた。
『Tonyさん撮影の画像』
最後の信号をクリアしたところで、日本橋の奥に何名かの人が手を振っているのが見える。
その姿を見て日本橋に到着したことを強く実感した。
これ以上ない出迎えを受けて日本橋に到着。
この瞬間、大阪東京キャノンボール達成である。
到着時刻は『5月16日の午前5時57分』。大阪の梅田新道をスタートして、ここまで来るのに要した時間は『23時間57分』。走った距離は『545.6km』。
タイムリミットの3分前到着だった。
●ゴール後
ゴールした瞬間は『mioさん』とハイタッチ。
その流れで、国道1号の道路元標レプリカがある場所で歩道に上がる。
『ふぃりっぷさん』と『じーにょさん』に促されて道路元標前で記念撮影。
ヘルメットや反射ベストを脱いでリラックスしかけて、報告ツイート用の写真が無かったので改めて自分のスマホで写真を撮ってもらう。
そして先ほど準備していた下書きをベースに素早くキャノンボール達成の報告ツイート。これで一安心である。
報告ツイートをした後、自転車を立てかけて少しゆっくりしていると、『15さん』も駆けつけてくれた。
10日ほど前に広島でお会いしていただけに感慨深い。
通りがかりの方がありがたいことに写真を撮ってくださった。
その後に『オフロスキさん』もゴール地点に来てくださり、本当にありがたい。
出迎えに来てくださった皆さんと話をしていると、改めて達成した喜びを感じる。
こんな朝早くに自分のために出迎えに来てくださったことに本当に感謝の気持ちが大きかった。
最後まで頑張って本当に良かった。
達成感と安堵感が程よく相まって、自分にとってこれ以上ない最高の『キャノンボール達成』となった。
●終わりに
【走行編(後編)】はこのあたりで締めようと思います。
まだゴール後の東京での滞在もあるので、別でエピローグ的なものでまとめをしたいと思います。
応援してくださった皆さんのおかげで最後まで頑張ることができ、大阪東京キャノンボールを無事に達成することができました。
スタート地点、ゴール地点に来てくださった皆さん、道中迎撃してくださった皆さん本当にありがとうございます。
簡単に振り返ると、静岡での大雨にあうまではかなり順調でなんとかなると言った思いがかなり強かったです。
しかしキャノンボールはそんなに甘いものでは無く、少しのきっかけで状況が一変しました。
そこからは明確な達成ラインが見えなくなり「達成は厳しいか」と何度も思いましたが、何とか可能性を残し繋げ続けた結果、達成することができました。
『STRAVAデータ』
ここまでギリギリのゴールになるとは思ってなかったので自分でも緊張感を切らすことなく走り抜けることができました。
プロローグでも書きましたが、このルートは自分にとって憧れのルートで思い入れも強いルートでした。
過去にこのルートを開拓し走行して達成、完走をされた全ての方々に改めて敬意を表して、今回の締めとさせていただきます。
ゴールしてからの東京での内容や広島までの様子に関しましては『走行後記(エピローグ)』として書いていきますので、引き続き読んでいただければと思います。
今回もここまで読んでいただきありがとうございました。
◆ブログの主情報◆
ネーム:たけまさ
年齢:42歳(執筆時)
自転車歴:2016年~
身長:182cm/体重:70kg
【主な自転車チャレンジ履歴】
≪キャノンボール≫
・2019年9月/国道1号キャノンボール(東京⇒大阪)【526km】:23時間30分
・2020年11月/国道2号キャノンボール(門司⇒大阪)【525km】:23時間49分
・2021年6月/国道10号キャノンボール(門司⇒鹿児島)【459km】:19時間44分
・2021年11月/国道3号キャノンボール(門司⇒鹿児島)【386km】:15時間21分
・2022年5月/国道1号キャノンボール(大阪⇒東京)【546km】:23時間57分
≪その他ファストライド≫
・2019年3月/鹿児島⇒広島TT【567km】:25時間57分
・2019年6月/名古屋⇒広島TT【534km】:26時間7分
・2020年10月/広島⇒神戸TT【504km】:23時間25分
・2021年4月/国道10号⇒3号TT【851km】:45時間21分
・2021年9月/広島一周1000kmTT【1005km】:59時間6分
≪エベレスティング≫
・2019年4月/エベレスティング(春日野):19時間23分
・2019年12月/エベレスティング(春日野):20時間14分
・2021年6月/ダブルエベレスティング(春日野):42時間54分
・2022年4月/10kエベレスティング【トリプル失敗】(春日野):22時間11分