まさゆめ~広島~たけまさのロードバイク日記

ロードバイクをメインにしたチャレンジ日記です🚴

エベレスティングに挑戦【本編】

★『エベレスティング』❗

いよいよ平成最後のチャレンジ『エベレスティング』のスタートです。

 

【準備編はこちら】

↓↓↓

エベレスティングに挑戦【準備編】 - まさゆめ~広島~ロードバイク日記

 


荷物はリュックに収めて、麓のコンビニ横にスペースがあるので置いておきます。
 
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なるべく軽量化と言うことで、ツールボックスは外しておく。
パンクした場合は麓までゆっくり降りてくればいいと判断。
ヘルメットはいつも通りのものを着用で、アイウェアはいつ雨が降っても大丈夫にと、終始クリアのレンズで走ります。
 
その他に搭載しているものは、サイコンにリアのライト、ボトルの中にアクエリアスと、背中に大福1個とスマートフォン
退屈になることを見越して音楽を聴くための骨伝導イヤホン。
後はお金、カード、免許証と、いつもの装備。あと鼻水を拭く用のタオルハンカチ。
 
服装は、当日の予想気温が『10~25℃』と朝晩で幅広いため、暑すぎず寒すぎずと言う格好を選択したつもりです。
上は長袖の冬用インナーシャツに半袖のジャージと指切りグローブ。
下はビブショーツに夏用のレッグカバーにソックス。
最近の定番の格好です。
 
インナーシャツが冬用なので少し汗をかく感じだが、下る回数も多いので汗冷えはしないように気をつけます。
よほど寒い時には麓の荷物の中に冬用のウェア一式入れています。
 
このあたりの装備関係の融通性が、キャノンボールと違って選択肢の幅が大きい点が挑戦しやすいと思った理由でもあります。
 


ようやく準備も完了して、予定していた『AM8:00』より31分遅れての『AM8:31』に1本目を登り始めました。
 
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ツイッタ―でもスタートのツイートを入れておきます。


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1本目はペースの確認と、登りと下りにかかる時間が想定の時間とどれくらいの誤差があるかを確認するために、丁寧に走ります。
いつも登り慣れた道を、じわじわとパワーを気にしながら登ります。
事前の想定ではパワーは『200W前後』をイメージしてました。
まだ、走り始めなので『200W』だと、かなり遅く感じてしまい、つい想定より強く踏んでしまいます。
 
1本登り終えて、サイコンをチェック。
 
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距離は『2.38㎞』、獲得が『161メートル』、タイムは『10分08秒』、平均パワー『239W』
 
ストラバ区間と若干、距離と獲得標高に違いがあるのは、スタート位置のずれなので許容範囲です。
ただ、『エベレスティング』の獲得標高の認定条件は『サイコンの数字』ではなく、『STRAVAのセグメント』をベースにした測定と教えていただいたので、サイコンの数字より少なく計算する必要があります。
なので、【56本(158mかけ56=8,848m)+予備の1本】の57本をきっちり登らなければいけません。
 
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とりあえず、今回の『春日野ヒルの頂上にある目印で記念撮影。
 
そこから1本普通に下ってから、2本目もペースを確認しながら登って下ります。
 
パワーが少し高めだが、ストップしてるロスタイムを含めても想定の『1本=15分』より余裕があるので、もう少しパワーを落として走ることにする。
今でもゆっくりで登っているつもりですが、もっとゆっくり登る感じでいきます。
 
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今回のチャレンジは公式サイトへの申請にGARMINのデータ』を基にした『STRAVAのログ』が必要になるため、サイコンのデータをしっかり取っておく必要があります。
途中でデータが切れた場合でも、データを繋いだり、修復したりで何とかなったとの情報も見ましたが、いろいろ手間取りそうなので、出来れば分割ではなく1繋ぎのデータでログを残したいです。
 
なので今回は、通常使用しているGARMIN Edge 820J』をメインにして、もう一つ予備としてウォッチタイプのGARMIN Fore Athlete 935』でも記録を取ろうと考えてました。
しかし、メインのサイコンだけスタートして、サブのウォッチは2本終えるまで、スタート忘れに気づかず、結局3本目からスタートさせました。まぁ予備なのであまり気にしません。
 
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さらに、ウォッチはストラバの『ライブセグメント』が設定されていて、区間を登る度に「ブルブル」震えて、かなり気になります。
時計なので手首に着けているため、設定を変更するのは面倒で、最終的には5本目あたりで予備は停止させました。
メインのサイコンが頑張ってくれることを祈るのみです。『鹿児島⇒広島キャノンボールのときのようなエラーが起きなければいいのですが。
 

そこからは淡々と登って下ってを繰り返すのみです。
 
『7本』登って『1,000メートル』オーバーの写真を撮ります。
 
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ノンストップでロスタイムもなくいい感じです。
 
8分の1の『1,128メートル』を達成。
このあたりはまだまだ元気です。
パワーも『220W』をキープできてます。
 
次に『10本』登りきったところでの写真。
 
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約2時間半が経過。
下る途中に広島市内』の景色を撮ります。
 
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続いて『2,000メートル』オーバーでの写真。
登った本数は『13本』です。
 
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そして、『4分の1』になる『14本』を終えたところで最初の補給&休憩を取ります。
 
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獲得は『2,254メートル』、経過時間は『約3時間30分』で、時刻は『12:08』
ペースは想定通りでいい感じですね。
 
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体調も問題なく、気持ちも前向きです。
休憩時にはきっちりサイコンの充電もしておきます。
 
本数を覚えてないのですが、このあたりで最初の応援者『Nさん』が駆けつけてくれました。
一緒に並走して走れては無いが3本くらい登ってくれたと思います。
 
その後、『Nさん』と一緒に休憩していると、『Gさん』もご自身のライド帰りに応援に来てくれました。
 
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麓のコンビニで、休憩を兼ねて雑談をします。
その休憩中に、朝一お会いした『Mっさん』がクルマで差し入れをもって駆け付けてくれました。
いろいろとありがたいです。
 
そしてそこから『Gさん』が3本ほど一緒に登ってくれたので、少し気晴らしになります。
まだ体力に余裕があるので会話しながら登れて楽しい時間です。
 


その後再び1人で登る時間になります。
 
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『3,000メートル』オーバー、『19本』登り終えて、『約5時間』が経過。
全体の『3分の1』を終えました。
 
このあたりから、いろいろ考え始めて精神的な戦いがやってきました。
 
「まだ『3分の1』か」「半分いってないので先は長いな」と言った感じですね。
 
ツイッタ―でも『1,000メートル』毎の節目のタイミングで、途中経過と併せて呟いていたのですが、思った以上にコメントや「いいね」をいただきました。

今までにエベレスティングを達成された方や、経験された方からもアドバイスや応援のコメントをいただきとても勇気づけられました。
本当にありがとうございました。
 
 
『3,500メートル』を超えたあたりで、少し集中力が低下している気がしました。
時刻も『14:30』を過ぎてお腹も空いてきました。
富士山の標高である『3,776メートル』で大休憩を取ろうとしていましたが、集中力が続かない気がしたので、少し早めに休憩を取ります。
 
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サイコンを確認すると、走行時間が『5時間4分』に対して、経過時間が『6時間』
途中、応援に来ていただいて休憩がてら雑談していると、そこでかなり時間を費やしていますね。
キャノンボール的なチャレンジだと、圧倒的なロスタイムになるので『エベレスティング』ならではですね。
 
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 お昼ご飯は、『カレーとサラダとプリンとフルーツ』です。
しっかり食べて、先の長い登りに備えます。
 
休憩の後、再びスタート。
 
途中『3,776メートル』になったので、一応富士山記念でサイコンを撮影。
まだ半分も登っていませんが。

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次に『4,000メートル』
登った本数は『25本』です。

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このあたりの時間帯はけっこう辛かったですね。
身体的にも疲れが出始めているし、気持ち的にもまだ半分いっていないという終りがイメージできてない状況です。
 
周りにチャレンジを告知せずに、ひとりでやっていたら途中で辞めてたかもしれないですね。
近場で出来るチャレンジのデメリットと言うかメリットなのか、良くも悪くもいつでも辞めることが出来るんですよね。
 
とにかく1本1本登って、積み重ねていくしかありません。
 
偉そうに聞こえると思いますが、このあたりの心境はやった人にしか分からないと思います。
長い距離のブルべとは、また違った心境です。
とにかく同じルートを登り続けるというシチュエーション的なものなんでしょうね。

単純な分、飽きるんです。
 

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そして約半分の『4,500メートル』
ようやく折り返しです。
経過時間は『約8時間』、距離として『130㎞』走っています。
 
このあたりで昼前に応援に来てくだっさていた『Nさん』が2度目の応援に来てくれて、4本くらい登られてました。

そして、同じ時間帯に春日野を何回か登られている人とすれ違っていて、練習されてるのかなと思っていたら、登り切ったところで声をかけられました。
なんとツイッタ―をみて来られたみたいで、差し入れのドリンクまでいただきました。
少しだけお話しをしましたが、本当にありがたかったです。

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その後、『5,000メートル』少し手前で休憩。
GARMINの充電もしっかりしておきます。
そして時刻も『18:00』になるので、暗くなる前にフロントライトを点灯します。


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このあたりで『Hさん』が応援に来てくれて、2本一緒に登ってくださいました。
そして休憩にはスムージーの差し入れと、温かいおしぼりを用意してくだっさていて、顔を拭いてリフレッシュです。

いい気分転換になりました。ありがとうございました。
 
 
19時を過ぎると、一気にあたりが暗くなり始めます。
 
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暗くなっての頂上と夜景を写真に撮ります。

このあたりで、『6,000メートル』突破です。


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やっと『3分の2』がおわったところですね。
経過時間も、もう少しで半日の『12時間』が経過します。
おそらく『4,000~6,000メートル』くらいの心境もまだ終わりが見えてなくて、ゴールのイメージができてないですね。
 
このあたりでは、身体的にも疲れが溜まってきていて、200W以下の出力なら淡々と出し続けれるのですが、瞬間的なパワーはあまり出すことができません。
これだけ同じルートを登っていると、ほぼ同じ登り方を身体が覚えてきます。
しかも新しい自転車でサドルも乗り馴れていたものと違うので、お尻が異常に痛くて、負担の分散のために登り方がパターン化されてしまっています。
 
『春日野』を登ったことがある人にしか分からない説明になります。
 
ローソンを出発してから、勾配が6~8%くらいの区間が500メートルくらい続きます。この区間は200W前後で軽いギアでまわします。
陸橋が見えてきたら、足を休めるためにダンシングに切り替えてギアを2段あげて体重だけで登ります。
体重だけとはいってもいろんな筋肉を使っているので、陸橋を過ぎた後に程よい感じで、再びシッティングに切り替えます。
このあたりから、勾配が緩くなるので少しスピードアップしながら右回りに大きくコーナーを曲がり、再びストレートの登り区間をむかえます。この地点でちょうど半分くらいです。
後半のセクションなのですが大まかに3段の登り区間になります。
最初の300メートルくらいの区間を少しダンシングを入れてしのぎながら、平坦の区間をむかえます。ここは頑張ってダンシングでスピードを乗せて2段目の登りに勢いをつけます。
左に曲がりながら登っていくと、ゴールにむけて最後の直線区間です。
しっかり踏んできたいのですが、まだわりと距離があるので2度目の平坦の前にシッティングで少し息を整えてから、平坦区間の途中で最後の登りにむけてダンシングに切り替えます。
と、本来ならここからゴールまでの150メートルをダンシングで踏み切って終わりたいのですが、今回はまだまだ先が長いので、無理はせずゆっくり頂上まで登ります。
 
今回は途中からこんな感じで、ずっと同じ登り方をしていました。
これが長く登るために一番効率がよく、疲れた状況でもなんとか登り続ける方法なんだと感じました。
 
1本を本気でタイムアタックするときは全く登り方は違うのでほとんど参考にならないと思います。
『楽に登る』『速く登る』がいかに違うことかよく分かりました。しかしお互いに通じる部分もありますのでコースを熟知することは大切です。
 
 
話しを『エベレスティング』に戻します。
 
『6,500メートル』を超えた時に、『Hさん』(先ほどとは別のHさん)が仕事終わりに駆けつけてくれました。
それと同時に『Pさん』もカブに乗って応援に来てくれました。

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ちょうどお腹も空き始めていたので、『Pさん』がコンビニご飯をご馳走してくれることに。

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『うどんとサラダと牛乳寒天』をいただきました。
ありがとうございます。

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『Hさん』は4本くらい一緒に登ってくれたのかな?
 
そして『7,000メートル』を超え、時刻も『23:00』
走行距離も『200㎞』を超えてます。
平均パワーも何とか『200W』をキープしてますね。
さすがに時間的に気温が下がってます。

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ここでまたもや応援者が。
時間が時間なのでクルマで来てくださいました
 
まずは『Tさん』。仕事のあとにお疲れのところありがとうございます。
 
そして『Yさん』『Yさんの娘さん』まで一緒に。
山口県からの帰りにわざわざありがとうございます。


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2本くらい、登っているところを写真や動画を取られながらも、疲れていた時間帯を頑張れました。
『23:30』頃、麓に下っている途中に雨が降り出します。


なので雨が弱くなるまでの30分間くらい、皆さんと一緒に雑談しながら休憩をします。
念のために持ってきていたタオルもここで活躍します。

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寒いのでホットミルクを飲みながらストレッチをして身体を整えます。
雨が弱くなったので、皆さんとはお別れをして、日が変わる少し前に再び走り始めます。
 
時刻は『0時』をまわり、気が付けば改元
『平成』から『令和』を跨いでのチャレンジになってしまいました。
 
『7,500メートル』『0:30』くらいだったと思いますが、まさかこんな時間にと言うときに『Kさん』が登場。
仕事帰りと言うことなのに、クルマに自転車を積んで来られていて、明日が休みと言うこと3本一緒に登ってくれました。
ディレイラ―を『Di2』に替えられて初めて走るみたいで嬉しそう。
 
さらに2度登場していた『Nさん』が、旦那さんの『Sさん』とこんな時間に最後の応援に来てくださいました。
本当にありがたいかぎりです。
 
皆さんが帰られた時点で『8,000メートル』
あと『1,000メートル』のところまでやってきました。

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ここまできたらゴールまでもう少しなのですが、終りがリアルすぎていろいろ考えてしまいます。
「あと何本登るのか?」とか「時間がどれくらいかかるのか?」「何時に終わりそうか?」など考えます。
すでに『50本』登っているので、残りの本数は『7本』
今のペースで『約2時間30分』
冷静に考えて「まだ2時間半もかかるのか」と思い、もう一度気合を入れます。距離で言うとまだ『33㎞』ありますからね。
イメージでは『4本頑張って、少し休憩して、2本頑張ってから、最後の1本』と言った感じです。
 
ゴールを意識しながら、回数を積み重ねて『56本目』の途中にサイコンの表示が『8,848メートル』を突破します。
記念に停まって写真を撮ります。


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そして、登り終わって麓まで下り、予備の最後の1本。
 
今できる全力で登ると決めて、最後の1本を登ります。
最初は『350W』くらい出たのですが、一瞬しかもたず、結局今までとほとんど同じペース。
いろいろ思いを巡らせながら、応援に来て下さった皆さんとツイッタ―上でも応援して下さった方への感謝を感じます。
 
最後の1本を登りきったところで記念写真。

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下り終わってからの最終のサイコンです。

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『獲得標高:9,143メートル』
『走行距離:271㎞』
『経過時間:19時間23分』
『平均パワー:199W』
『平均速度:19.7㎞/h』


想定していた時間よりかなりオーバーしてしまいました。
でも走り終えることが出来て本当に良かったです。
 
何度かやったことがあれば違うんでしょうが、初めてだとやっぱりクタクタになりました。

この後、麓のコンビニで少し休憩をしながらチャレンジ完了の報告や、ツイートを入れます。

そしてクルマを停めておいた駐車場まで戻り、無事に家まで帰りました。
『エベレスティング』のルールの中に『無事に家まで帰る事』とあるのでこれは大事なことです。
 


★走行データ❗

ストラバのデータで走ったルートを見てみると、


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片道『2.3㎞』しかない区間をひたすら走り続けているので、かなりシンプルかつ範囲の狭いルートです。
これで『270㎞』走ってますからね。
 
高度グラフはこんな感じです。

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『ガーミンコネクト』のも載せておきます。

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色んな意味でインパクトがありますね。
 

あとは『パワーの数値』はこんな感じです。

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★走り終えてから❗

家に帰ってからは、ツイッターへコメントをいただいていたのでお礼のツイートを入れてから、とりあえずすぐにシャワーを浴びて寝る準備をします。

そして布団に入ったのがたしか『AM5:30』頃です。

次の日に用事があるので起きたのが『AM9時過ぎ』なので睡眠時間は『約3時間30分』

チャレンジの終わる時間が予定より遅くなってしまったので睡眠時間が少ないですが仕方ないですね。

 

起きてから今回のチャレンジで最後の難関だと思っていた、『公式サイトへのチャレンジ後の申請』を行います。

 

全て英語表記なので苦戦すると思いましたが、何となくで進んでいき、とりあえず申請は完了。

あとは承認を待つだけです。

 

ツイッターでの情報を見る感じだと、早い場合で24時間以内に承認されたり2日後に承認されたりと、承認のタイミングはその時の状況次第みたいです。

 

結局、承認の連絡がきたのが『5月5日』の昼過ぎだったので、申請から『4日後』でした。


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承認の連絡はストラバのコメント欄に来るんです。

無事に承認されて良かったです。

 

公式サイトの『殿堂入り』の一覧の中にもしっかり記録がありました。


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これで正式に『エベレスター』を名乗れます。

おそらく名乗っても、まだ知らない人がほとんどなので『エベレスターって何?』って言われそうですが。

 

正式なのかどうかは分からないですが、ツイッターのコメントを見る限り、僕が『日本人で14番目のエベレスター』であり、『令和最初のエベレスター』みたいです。

そして広島県で最初のエベレスター』なのかな。

 

なんか嬉しいですね♪

 

 

★『エベレスティング』を終えて❗

今まで自分なりに色んなチャレンジをしてきましたが、今回の『エベレスティング』も自分にとってはやり終えた今、なかなか過酷なチャレンジだったと感じています。

 

他のチャレンジと比べて、どっちが大変かという比較はとても難しい部類です。

 

個人的な感想になりますが、シビアな制限時間のあるキャノンボールと比べると、メンタル的な過酷さの比重が高いと思います。

 

特性上、達成しやすいのは『エベレスティング』だと思いますが、DNFしやすいのも『エベレスティング』だと思います。

 

当然『8,848メートル』を登り切る、最低限の脚力と体力は必要だと思うのですが、延々と同じルートを登り続ける精神力を維持することが大切です。

途中でも載せましたが、景色が同じだと『飽きる』んです。

ルートや距離にもよると思うのですが、今回の場合『57本』はそう感じました。

 

想像してみていただきたいのが、往復5㎞くらいの平坦の海岸線沿いを15時間から20時間くらい延々と走り続けることですかね。

ほとんどの人が途中で飽きると思います。

『エベレスティング』の場合、ここに登りと下りが加わるので、身体的な疲労が追加されるんです。

 

なので、『飽き』が来ないように工夫することが大切だと思います。

複数人で挑戦したり、知り合いに並走してもらったり、ゲーム性を持たせたりと言った感じです。

 

1本あたりの獲得標高を1,000メートルくらいにして本数を『10本』とかなら『飽き』は感じにくいかもしれませんが、休憩するベースポイントや気温や天候の変化への対応、搭載する装備など考慮しないといけない点が増えるので、個人的にはより大変なイメージです。

 

なので、達成しやすい条件としては【準備編】のルート選定がほぼ的を得ていると思いますが、1本あたりの距離は『1.5㎞~4㎞』くらいかなと思います。

 

当然、勾配や標高など様々な条件があるので一概に言えませんが、僕としてはこれより短いのを100本登るとか、長いのを15本登るとかで達成することは難易度が高くて凄いと思います。

 

別の考え方をすれば、ルート選びをしっかりして、ある程度の準備さえしておけば、時間はいくらかけても問題ないので、達成しやすいと思います。

大切なのは『諦めない(やり切る)精神力』『ペースが遅くても登りきる最低限の脚力』『眠気対策』ですね。

 

時間制限がないので、眠気さえクリアできれば、いくらでも体力を回復させることができますからね。

そして『最後まで諦めない精神力』です。

 

少し前のブログで、このチャレンジについてなんとなく触れたときに、『難易度は600㎞ブルベ』くらいと根拠もなく説明していましたが、結構いい線をいってるのではと今になって感じてます。

 

『600㎞ブルベ』は制限時間が40時間もあるので、走りきる最低限の脚力と精神力がしっかりしていればクリアできると思います。

ただブルベは基本的に日程が決まっているので天候を選べなかったり、搭載する荷物の量、走るルートによる難易度の違いなど同じ条件ではないので、一概に比較はできませんが、個人的には同じくらいの難易度ではないかと感じます。

 

要するに『エベレスティングを達成できる人は600㎞ブルベも時間内完走できる』、逆に『600㎞ブルベを時間内完走できる人はエベレスティングを達成できる』が成り立つのではないでしょうか。

 

この比較で考えると、僕の中ではキャノンボールを達成できる人はエベレスティングを達成できる』、反対に『エベレスティングを達成できる人でもキャノンボールを達成できるかどうか分からない』となります。

 

まだ『東京⇔大阪キャノンボールを挑戦したことがないので、個人的な所感になることをお許しください。

 

 

★最後に❗

今回のチャレンジは無事に完遂することができました。

関わっていただいた皆さん、本当にありがとうございました。

 

ひとりの力でも達成するつもりでいましたが、皆さんからの応援やコメントが力になったのは間違いありません。

アドバイスがなければ、『56本』で終わっていて、もしかしたら承認を受けれなかったかもしれません。

そう考えると、皆さんのおかげで達成に近づけたのも間違いのないことです。

 

感謝の気持ちでいっぱいです。

一緒に頑張ってくれている人がいると思うと本当に頼もしいし、嬉しいんですよね。

改めてありがとうございました!

 

 

今年の目標は『東京⇔大阪キャノンボールにチャレンジして達成することですが、なかなかいいタイミングがありません。

 

そしてリアルに考えれば考えるほど、難易度の高さを感じます。

今の自分に『24時間以内で540㎞&3,000m』を走りきる走力はあると思っています。

いま感じている難関は、『ルートを間違うことなく走ること』です。

 

『横浜~箱根~富士』のルートは一度だけ走ったことがあるのですが、それ以外は完全に初めて走ることになります。

最近、ルートを確認していて感じるのが、とにかく『バイパス』が不安です。

ルートミスからの時間ロスがどれくらいあるかによって時間内に走りきれるかどうか決まってくる気がします。

 

何度も挑戦できるものではないので、なるべく準備を万全にして挑みたいと思っています。

そう考えると時期的には今年の秋がちょうど良いのかもしれませんね。

 

今のところ、急ぐ必要のあるチャレンジではないので、じっくり計画していきます。

 

それでは今回のチャレンジ『エベレスティング』はこのあたりで締めたいと思います。

 

やってるときには「もう二度とやらない」と思っていたのに、時間が経つと次はどのルートでやってみようかと考えてしまってます。

 

『エベレスティング』はそれだけ『挑戦しやすい』チャレンジなんでしょうね。

『達成しやすい』わけではありませんのでご注意ください。

 

ですが機会がありましたら、皆さんにもぜひ挑戦していただきたいです。

 

それでは今回もありがとうございました!

次回もよろしくお願い致します。