うどんキャノンボール《前編》🚴💨
★うどんキャノボ発動🚴💨
『うどんチャレンジ』として計画していた『うどんキャノボ』を6月4日の月曜日にチャレンジ発動してきました。
『うどんキャノボ』の内容を説明すると、うどん県と言われる四国の香川県までロードバイクで走って行き帰ってくる。なおかつ『キャノンボール』ということで24時間の制限時間つきであります!
そもそもの動機や詳細、おおまかなルートにつきましては前回のブログに載せてますのでご参照ください。
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『うどんチャレンジ』計画中🚴💨 - まさゆめ~広島~ロードバイク日記
簡単に言うと…
広島から自転車で香川県まで約200㎞を走って行き、美味しい讃岐うどんを食べて、広島まで約300㎞を自転車で走って帰ってくる。
そしてその500㎞の行程を24時間以内で完遂する。
と言うことです(^^)
目的は『美味しいうどんを食べる』
目標は『500㎞を24時間以内で走りきる』
最低目標は『無事に帰ってくる』
★出発まで❗
前日の6月3日(日)に仕事を終えて家に帰ってきたのが『20:00』、夕食と寝る用意をして最終の装備や荷物のチェックをして布団に入ったのが『21:30』。
出発予定は、6月4日(月)の『AM2:00』。
この時刻は考え抜いたギリギリの時間。
今回は本州(岡山の宇野港)から四国(香川の高松港)へ渡るのにフェリーに乗る必要があります。
制限時間がなければ余裕をもって出発するのですが、なるべくロスタイムを減らすために出発時間を『2:00』に設定しました。
広島から岡山の宇野港までの距離は『約170㎞』あります。
フェリーの時間が『AM9:15』だが、前日に確認の電話をいれると『15分前までは必ず切符を購入してください』と言われたので、ここでの制限時間は『2:00~9:00』の『7時間』!
『7時間で170㎞』先の宇野港にたどり着く必要があります。
普通に考えると、『平均速度25㎞/h』で『7時間』走ると『175㎞』走れる計算になる。
行きは国道2号線を走るので少しアップダウンがあるが、走り始めなので元気だと思うし休憩もそこまでなくても何とかなるだろうという計算です。
ただ、尾道から岡山まではほとんど走ったことがないので、交通量等が予測たたないのと、万が一パンク等のトラブルがあれば即終了だなと思いながら、それぐらい時間にリスクをかけてでも、帰り用の時間マージンが欲しいといった感じですね!
ちなみに自分ルールでの『制限時間24時間』は、『スタートした時間から24時間』です。
今回は『フェリーに要する9:00~10:20の約1:20』と『昼食のうどんに要する約40分』も含めての『24時間』にしています。
当然フェリーに乗っている間やうどんを食べている間は休憩することになりますし、本番の『東京⇔大阪キャノボ』に比べたら距離が少ない予定なので、これくらいの時間ハンデはクリアしておく必要があります。
結局、寝付いたのが『22:00』頃だと思うので、そこから起床する『AM1:00』まで、睡眠時間は『約3時間』(^_^;)
『前日の睡眠時間』の大切さを、前回の600ブルベで痛いほど感じていたのですが、仕事の関係もあって仕方なし。
おにぎりと味噌汁を早い朝食として食べてから着替えや準備を済ませ最後にロードバイクのタイヤに空気を入れて出発準備が完了。
一応、今回の装備です。
ドリンクボトルは一本。
ツールボトルにチューブやカギ。
フレームバッグにはウィンドブレーカー、クスリ等の備品、アイウェアの変えレンズ、フロントライトの予備、モバイルバッテリー。
フロントライトはキャットアイの800(昼間充電でその間は予備のUNO使用)。
リアライトは3つ固定で夜間のみ1つ点灯(切れたら別のを点灯)。
サイコンはGARMIN820J。
地図とカメラ用にスマホを車載。
と言った感じです。
極力装備は少なくしたつもりですが、ロングライドなので、これまでの経験を活かした最低限でこんな感じになりました。
★うどんにむけて出発❗
いよいよ香川県にむけて出発です。
結局出発した時刻は『AM2:05』なので、キャノンボール的に考えると翌日の『AM2:05』までに自宅に帰ってきたらオッケーです!
まずは、広島市内を抜けながら東にむけて走ります。
さすがに深夜でも広島市内は信号が多く、ストップ&ゴーの繰り返し。
長丁場になる予定なので後のことも考えて足を残しながら走りたいが、フェリーに間に合わなければ問題外なので出来るだけペースを上げて走る。
イメージは500㎞を分けて考え、『うどんまでの前半200と、その後の後半300㎞』。
『前半は体力で頑張り、後半は気力で耐える』といった感じです!
あとは時間を自分なりにシミュレーションして目安を設定。
おおまかではありますが、距離と時間と休憩するポイントをある程度予測して作りました。
もちろん『24時間以内』を想定して作っています。
国道2号線を走り、東区の東雲を抜け、さらに海田を抜けて瀬野川沿いを東広島市にむけて登っていきます。
この区間はずっと軽い向かい風で、少し嫌な感じがしたが東広島まではずっと登りなので風を気にせず登りに集中。
2号線の瀬野川沿いは反対側から降りてきたことはあるが、登っていくのは初めてで、よく考えたら今回の行きのルートはほとんどが初めて走るルートでした。
この時間帯はあたりが暗いので初めてでもあまり影響がないんですけどね(^_^;)。
そして志和インター入口を過ぎて八本松の宗吉の信号に到着。
このあたりで最初のまとまった登り区間は終了のはず。
ここで時刻は『AM3:15』、距離は『28.8㎞』。
登りのある区間で、『1時間10分=28.8㎞』ならまずまずのスタートですね!
実は、今回は時間と距離の記録を度々スマホに残すようにしました。
走っている最中にもペースを確認するのに見れますし、走り終わったあとにも振り返りをするのに有効です。
そして、ブログを書く際にもある程度正確に時間と距離を載せることができるので大変役立ちます。
人の記憶は曖昧なので記録は大事ですね!
今までは写真をもとにその撮影時間で経過をおっていたので段違いに正確になりました。
そしてしばらく、東広島の平坦区間を走ってから竹原にむけて一気に下ります。
ここで時間を一気に縮めて、『50㎞』地点で時刻は『3:52』。
そこからさらに10㎞走ったあたりの『61㎞』地点でも写真をとる。
そこからも変わらず2号線を三原市内にむけて走ります。
★【三原~尾道~福山】❗
三原に入ることには空が明け始めて少しだけ明るくなってきました。
『70㎞』地点で、トイレ休憩。
時刻は『4:33』。
三原市内に突入。
ここは5月の600㎞ブルベでも走ったので、少しフラッシュバック!
『72.7㎞』を走って、時刻は『4:38』。
平均速度は『29.6㎞/h』なので、いいペースです(^^)
ここからは一旦2号線を離れて、県道55号線を北東にむけて走っていきます。
別に2号線沿いを走っても良かったのだが、なるべく行きと帰りの道は違うルートにしたかったのと、距離を500㎞以上にしようとしたら遠回りにした方がいい感じになるので、福山までは少し山道を走ります。
結果的に交通量も少ないので走りやすくて良かったです!
そして、再び国道2号線に復帰して、『100㎞』地点の『備後赤坂駅』近くでサイコンの写真を撮ります。
時刻は『5:42』で、走行距離は『100㎞』。
スタートから『3時間37分』経過してます。
ここまではかなり順調です(^^)
★【福山~笠岡】❗
ところが、福山市内にはいってから、ことごとく信号に引っ掛かります(^_^;)
クルマも増え始め交通量も多くなってきたので、走りづらさも出てきました。
『100㎞』から『20㎞』走るのに『50分』もかかってしまっています。
『笠岡マンホールはカブトガニ』
そろそろ疲れも出てきたので『123㎞』地点のコンビニで休憩を入れて補給をします。
補給は、プロテインのドリンクだけ。
アクエリアスはボトルに補給で、大福はお腹が空いたとき用の補給食として購入。
『10分間』の休憩で、出発時刻は『6:50』。
あと『約50㎞』を『2時間』で走らなければならないので急いでスタート。
★【笠岡~倉敷~宇野港】❗
時間帯も通勤時間になり、交通量が多い中、ストップ&ゴーを繰り返しながらも急いで先に進みます!
『140㎞』地点は倉敷あたり。
知っている岡山の地名が出てきます!
そして右手に『鷲羽山』を見ながらさらに東へ。
距離は『150㎞』なので、『宇野港』まではあと『20㎞』。
時刻は『7:50』で、少し安心。
ようやく宇野港近くの『玉野競輪場』の看板を見つけたので撮影。
『宇野港』はもう目の前です。
そして、ようやく『宇野港』に到着!
距離は『170㎞』!
時刻は『AM8:45』!
『玉野マンホール』
宇野駅近くのコンビニで、フェリーの中での補給用にいろいろ購入。
写真には無いですがおにぎりとアメリカンドッグを食べてます!
9時前には高松行きのチケットを購入して、無事にフェリーに乗船。
距離はピッタリ『170㎞』!
平均速度は『福山&笠岡』で下がりましたが『28.4㎞/h』でした。
まずは第一関門クリアなのでホッとしてます。
ボリュームとしては『3分の1』しか走っていませんが、ここをクリアできなければ先がなかったので一安心です。
フェリーは『高松港』に『10:20』着なので、約1時間ほど休憩できます。
補給をとったあと、『約30分間』仮眠をして到着まで準備をしたり、写真を撮ったりします。
『とりあえず船上から写真撮影』
ストレッチをしてからトイレを済ませ、いよいよ四国に上陸です!
『うどんキャノンボール《前編》』はこのあたりで一旦終了いたします。
スタートをギリギリの時間に設定していたので、『もしかしたら』があっただけに、高松行きのフェリーに無事に乗れたときにはホッとしました。
本来のキャノンボールであればフェリーがない分、時間的にはアドバンテージが増えるのですが、休憩をここまでしっかり取れないんですよね。
前日の睡眠がしっかりできれば、長い時間の休憩は必要ないと思うので、そのあたりも今後はしっかり考えていきたいですね。
次は目的である『うどん』を食べてから四国を走るといった内容になります。
それでは次もよろしくお願いします。
ありがとうございました(^^)
『うどんキャノンボール《中編》』
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うどんキャノンボール《中編》🚴💨💨 - まさゆめ~広島~ロードバイク日記
『うどんチャレンジ』計画中🚴💨
★うどんチャレンジを考える❗
前回の『キャノボ計画始動』の中で、『うどんキャノボ』を実行することを載せたので『うどんチャレンジ』を具体的に考えていきます。
『前回のブログ』
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『うどん』を目的にしているがこれは後付けの目的であって、リアルな目的は『500㎞』をロードバイクで走ること!
そして目標は、その『500㎞』を『24時間』で走りきること!
今回は試走的な側面もあるので、家をスタート&ゴールにします。
という事で、ボクのブログを読まれたことがある方には分かるかもしれませんが、過去に作成したルートをベースに考えます。
『過去のブログ』
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次のチャレンジを考える🚴 - まさゆめ~広島~ロードバイク日記
この時に作った広島から東方面へのルートをベースに今回のルートを考えます。
『以前のルート作成用のアナログ地図』
★ルートを再考する❗
ほぼ以前作成したルートなのだが、一応『自転車ナビ』で距離と獲得標高を確認します。
『うどん』はもう少しマニアックなところを考えていたのですが、今回は制限時間があり時間に追われるのがほぼ確実なので、ベースのルートから少しだけで寄れる有名店の『山越うどん』にしました。
本当の目的が『キャノボ試走』なのでご理解いただければと思います。
『広島市内~福山』
距離:105㎞ / 標高:701m
『福山~宇野港(岡山)』
距離:66㎞ / 標高:270m
『高松港~山越うどん』
距離:21㎞ / 標高:122m
『山越うどん~四国中央市』
距離:51㎞ / 標高:260m
距離:65㎞ / 標高:340m
距離:93㎞ / 標高:729m
『須波~呉』
距離:65㎞ / 標高:392m
『呉~広島市内』
距離:66㎞ / 標高:270m
以上のルートだと、
『走行距離:495㎞』
『獲得標高:2,876メートル』
です。
『東京⇔大阪キャノボ』のスタンダードなルートで獲得標高が約『2,200メートル』なので登る量は丁度良いくらいです。
距離に関しては、時間と相談しながら臨機応変にルートを付け加えるようになると思いますが、最低『500㎞』は走るようにします。
★その他、気にすること❗
今回の『うどんチャレンジ』で一番気になっているのが、『宇野港~高松港』へのフェリーです。
フェリーの本数が少ないので、便のタイミングを絶妙に合わせないと時間のロスが大幅に出てしまいます。
早く港に着きすぎると制限時間があるので、時間のロスが発生し、かといってギリギリを狙ってスタート時間を遅らせるとパンク等のトラブルがあったときに予定の便に乗れずに『チャレンジ終了』となってしまいます。
なので、早すぎず遅すぎずのスタート時間が重要になってきます!
乗り過ごして次の便になるのは絶対に避けないといけないので、ほんの少し余裕を持たせた時間を入念に考えます。
広島から福山までは東広島を抜けるため登りも多いので、そこでどれだけのペースで走れるかが重要ですね!
あとは尾道から東方向へ向いては自転車ではまったく走ったことがないので不安ですね(^_^;)
あとは実行する時期です。
特にあせってはいないのですが、7月以降になると暑さが気になります。
ただこれからの季節的に梅雨に入るので、雨天の走行もできるだけ避けたいです。
まぁ、休みのタイミングが合えばいつでも走れるので様子を見ながら決行したいと思います。
目標は『500㎞を24時間以内』で走りきること!
目的は『本場の美味しいうどん』を食べること!
で『うどんキャノボ』をチャレンジしてきます。
1年前に『山口チャレンジ』で初めて500㎞超えの距離を走りましたが、そこから考えるとブルベを始め1年間でたくさんの様々な経験をしてきたので、時間を気にせずに走りきることだけなら何とかなると思います。
でも普通に考えると500㎞は長い距離なのでアクシデントやトラブルも考えられます。
想像以上に大変なことは間違いないので、気を引き締めてチャレンジしたいと思います。
また、実行に移せたら結果報告いたしますので、よろしくお願い致します!
ありがとうございました(^^)
キャノボ計画始動🚴
★キャノンボールに挑戦?
今年やりたいことの中に『キャノンボール』をあげていたので、ぼんやりとですがそろそろ計画を始動しようかなと思います。
『キャノボ』=『キャノンボール』ということに勝手にしてます(^_^;)
そもそも自転車におけるに『キャノンボール』とはどういった内容なのかですが。
東京⇔大阪間を24時間以内に走破することです!
こんな感じのルートを自転車で24時間以内に走りきればキャノンボール達成です。
これでは説明がざっくりしすぎなので、ボクが調べた限りですが、もう少し詳しい内容を並べてみます。
・『東京の日本橋』から『大阪の梅田新橋交差点』
・要するに『国道1号線の起点と終点』
・スタート&ゴールはどちらでもオッケー
・ルートは国道1号線沿いが望ましいが特に決まりはないらしい
・国道1号線はバイパスも多く迂回が必要になるのでルートは自由でオッケー
・距離はルートによるが『520~570㎞』くらい
・交通ルールは絶対に厳守
・単独走行
今のところ把握できているのは以上の感じです!
キャノンボールの事を調べているとたくさんの情報がでてきます。
専門サイトがあるくらい情報がたくさんあります。
結果的にはオフィシャルな大会や認定があるわけではないので、ルールもルートも情報もかなりアバウトではあります。
でも、だからこそ自分自身でしっかりルールを決めて挑戦したいと思います。
★今のところの自分のルール❗
・箱根峠は絶対通過する
・できるだけ時間的な証明記録を録る
・走りきる
まだ計画中なので中途半端ですがこんな感じです(^_^;)
箱根峠は絶対に越えるようにします。
あとブルベ的な要素で通過時間を証明するため、コンビニレシートや時間の確認できるものを残したいです。
あとは途中でタイムアップになっても走りきります。
★今後の計画イメージ❗
まだ計画始めなので実行の予定はまだ立ってません。
実行にむけて一番のハードルが時間の確保です。
関東や関西に住んでいればもう少しスピーディーに実行に移せそうなのですが、広島に住んでいるという環境上スタート地点までの移動だけでも大変です。
何度かブログの中でも言っていますが、仕事と家庭との兼ね合いで、ボクが一度に自転車にとれる時間は最大で2日間(48時間)です。
しかもよほどタイミングが良くてです!
あとまだ『東京⇔大阪キャノボ』は計画中なので内容を全て明かせませんが、ボクの中ではこれだけで終わりではありません。
ここでいうキャノンボールにおける、広島に住んでいるというハンデを結果的にアドバンテージにするつもりです!
意味が分かりにくいと思いますが、実行するときには分かりやすく説明します(^^)
とりあえずで言うと『さらにプラスアルファの自分ルールを付け加える』ということです!
これから夏になるので、よほどの計画の進行とタイミングがない限り、実行は秋ぐらいかなぁと思ってます。
考える時間はたくさんあるので、しっかり計画を立てていこうと思います。
★これからすること❗
ブルベに慣れるとルートを間違えないように走ることはするが、自分でルートを考えてそれを計画通り走るといことが少なくなってきました。
ある方のキャノンボールの定義なのだが、『500㎞以上の決めたルートを24時間以内に走りきること』という枠組みで考えてみようと思います。
『東京⇔大阪キャノンボール』は挑戦するべき目標としてしっかり見据えながら、自分で作ったルートを24時間以内に走りきる『キャノボ』にも挑戦しようと思います。
これなら広島発着でテスト的な感覚でチャレンジできますからね(^^)
とりあえず、今まで『500㎞以上』走ったのはまだ2回だけです。
『山口チャレンジ』と『600ブルベ』ですが、どちらも『500㎞を24時間以内』は達成できていません。
そのときはそこを目標にはしてませんでしたが、『600ブルベ』でそんなのお構いなしで走る速い人たちを見たので、心の準備はできてます。
なので、まずは『自分の作った500㎞のルートを24時間以内で走りきる』ことにチャレンジします!
今のボクには達成できるかどうかかなり微妙なラインなのでいい感じのチャレンジになりそうです(^^)
よくボクのブログを読んでくださる『ぴよちゃん』さんのリクエストに『豪快でサバイバル感があるやつ』といただいていたので、それに沿えるような自分にとってギリギリなのをやりたいです!
なので、次回チャレンジは
『うどんキャノボ』~24時間で走りきれ~
を実行に移します!
詳細は近々載せるようにしますね。
やっぱりこういったのを考えるのはワクワクしますね♪
自分にとってのギリギリな感じのチャレンジがいいんでしょうね!
それでは次回もよろしくお願いします(^^)
ありがとうございました。
600ブルベ挑戦《後編》【BRM501広島600(須波/徳島)】
【600ブルベ挑戦】の後編です。
前編の内容
↓↓↓
600ブルベ挑戦《前編》【BRM501広島600(須波/徳島)】 - まさゆめ~広島~ロードバイク日記
【★剣山~PC3(吉野川)】
剣山を登り始めた時刻が『17:30』なので、スタートから『11時間30分』が経過しています。
走行距離も『約250㎞』なので、まだ半分終わってません(^_^;)
いまのところ登り区間では無理をしていないのと、休憩ポイントでしっかり補給をしてきているので体力的には問題ない感じです。
今回の最大の山場であると思っていた剣山ですがトンネル入口から今回登る見ノ越までは約28㎞の登りが続き標高1,400メートルまで登ります。
寒さ対策はしてきたつもりですが、なるべく早い時間に下り始めないとさすがに寒そうです(^_^;)
Fさんは写真を撮りながらマイペースに登られているので、ボクも自分のペースで先に登らせてもらいます。
所々に剣山山頂までの残り距離の案内看板があります。
『剣山15㎞の案内看板』
前半はかなり緩い登りがずっと続くので山の景気を眺めながらペースをやや上げて登っていきます。
『奥祖谷第二かずら橋』
間で休憩を入れながら439号線をひたすら登ります。
途中に何度か道路に【439-45】とかの標が示してあるのを見ながら何なのか分からずに、登りから気を紛らわすために引き算の計算問題に置き換えて暗算をしながら登ってました(^_^;)
中腹から頂上にかけては勾配も上がってきて一踏ん張りして頂上を目指します。
そしてギリギリまだ日が残っている『18:50』に『見ノ越』に到着しました!
ここでは『通過チェック』でトンネル付近の写真を撮る必要があるのでしっかり写真を撮ります。
剣山からの景色は薄暗くなりかけだがそれが幻想的でいい感じ。
今後ここに自転車で来くることはよほどのことがないと難しいので、下りの準備をしながらしっかり景色を目に焼き付けます!
下りに備えてウィンドブレーカーを来てライトを確認して、長い長い下りに入ります。
ここで時刻は『19:00』、走行距離は『273㎞』!
ここからの下りは京柱峠の下りほど道が悪くはないが、道路上に砂利や折れた枝や枯れ葉が多いのと暗くなってきたのでかなり集中力が必要です。
掌への振動もあるので肩に力が入り疲れます。
下りの途中からは辺りも真っ暗になり、スピードを上げることもできずに慎重に下ります。
そしてようやく剣山を下り終えて走行距離は『300㎞』で、半分の距離を走ったとこです。
だが、まだ山岳区間は終わりではありません。
ここから2つの峠を越える必要があります!
ひとつめの峠は、距離が『7.5㎞』の獲得標高が『380メートル』あるので、計算すると平均勾配が『約5%』の登りです。
多分『川井峠』だと思います。
この峠は勾配差がそこまで大きくなく、一定のギアでひたすら登ってクリア。
そのまま同じくらいの距離を下ってから、それまでの東方向への進路を、『国道193号線』に変えて北方向の香川方面へむけて再び峠を越えます。
ふたつめの峠は、距離が『7㎞』で獲得標高が『500メートル』あるので、計算すると平均勾配が『約7%』の登りです。
この登りがなかなか手強く、登り始めから10%超えの直線的な登りがガツンときて、その後もメリハリのある勾配差が続きます。
緩いところも多くあるが、キツいところもしっかりあるので、今回のブルベの登りの中では一番キツい登りでした。
ここがおそらく『倉羅峠』だと思います。
『京柱峠』と『剣山』のことばかりで後のふたつの峠の名前は、あとで調べて知りました(^_^;)
やはり長くダラダラした登りより、急な登りの方が色んな意味で疲れますね(^_^;)
『倉羅峠の頂上付近で休憩がてらの撮影』
ようやく、手強い『倉羅峠』を登りきり、そこから海抜0メートルまで約15㎞の長い下り区間。
道は悪くはないが、とにかく真っ暗なのでスピードを上げつつも集中して下ります。
下りきった地点が、今回の『PC3』の『セブンイレブン吉野川山川町店』。
『PC3』での時刻は『22:15』で、走行距離は『336㎞』です。
ここでしっかり補給をして、休憩も長めにとります。
このPCでは、『Yさん』という方があとから到着され、いろいろお話を聞かせていただきました。
ブルベ歴が長くかなりベテランの方で、ヘブンウィークを走破されたり、台湾へもブルベで行かれたりとすごい方でした。
睡眠のことについて聞くと、「眠気がきたらタイミングを見ながら無理せず仮眠を少し入れるだけで違うよ」と教えていただきました。
そして『Yさん』は慣れた感じで、補給後にすぐに出発されていきました。
そして30分の休憩の後、出発しようとしたら『Fさん』が到着されたので挨拶をしてから香川の『PC4』にむけて出発しました。
【★PC3(徳島県吉野川)~PC4(香川県丸亀)】
PC3からPC4までは距離が約50㎞くらいで、徳島県から香川県へ県境をまたぎ北西へ走ります。
前半の25㎞がずっと緩い登りで、後半の25㎞が下りの軽い山越えです。
この区間は特に何事もなくただひたすらマイペースで走るのみでした。
途中『しおのえマンホール』と『かがわマンホール』を県をまたいだあたりで連続で撮りましたが、ここらへんで時刻がおよそ『0:00』で『5月2日』となりました。
そして、『PC4』の『ファミリーマート丸亀綾歌町店』に到着。
時刻は『AM1:09』で、走行距離は『387㎞』です。
ここではプロテイン系のドリンクと軽めの補給をしてから、夜間に応援メッセージをくださった『Nさん&Hさん』のアドバイスでストレッチをしっかりして『PC5』へむけてスタート。
【★PC4~PC5(伊予西条)】
『PC4』からは『琴平』を抜けて『四国中央』と『新居浜』を通り『PC1』と同じ地点の『PC5』である『伊予西条』を目指します。
始めに緩い山越えがありますが平坦区間が多く、『香川県』から『愛媛県』へと県をまたいで走ります。
『琴平』を通過したのは『AM1:50』。
このあたりはキューシートを見ても道の分岐が複雑だったので、ステム上のスマホを再び装着して走っていました。
昼間は気温が上がって取りつけていたテープの粘着力が緩んでスマホが落ちてしまったが、夜は粘着が戻っているし道も悪くないので大丈夫だろうと思ってました。
順調に『琴平』を抜けてから『まんのう町』の軽い下りを下っているときです。
街灯もなにもない真っ暗な中、スマホがまた落下してしまいました(^_^;)
すぐに停まって、自転車をガードレールに立てかけて辺りを探します。
片側一車線の道路上でクルマは滅多に通らないが、もしひかれたらボロボロに(T_T)
自転車からフロントライトをとって道路上を探すが見つからない。
クルマも数台通過し、自分と自転車がひかれたらまずいので気をつけながら探すも見つからない。
ガードレールの先が2~3メートルの溝になっていてかなりの草むら。
場所によっては5メートルくらいの溝なのでここに落ちていたらかなりヤバイ。
時刻は『AM2:15』すぎ。
20分くらい探しても見つからず途方にくれる中、いろいろ考えます。
『スマホをあきらめてそのまま走り出すか』
『5:00になれば明るくなるのでそれまでこの辺で仮眠するか』
『他に何か方法はないか』
等々考えましたが、もう一度念入りに探すことに。
ボクはスマホを2台持ち歩いているので、もう1台で呼び出しをしてみることに。
『画面側が上を向いていたら着信で光るはず』と、草むらを覗きながら電話をかける。
コールをしてしばらくしたら切れてしまったので、もう一度コールして探していると、光っている場所を発見!
幸いにも2メートルくらいの一番浅めの溝の草むらの中だったので、なんとか下におりてスマホを救出(^-^)v
大幅なタイムロスでしたが、見つかってホッとしました。
『着信履歴をスクリーンショット』
その後、今回のブルベでは二度とステム上にスマホが装着されることはありませんでした(^_^;)
気を取り直して70㎞先の『PC5』を目指して黙々と走ります。
瀬戸内海沿いにでて国道11号線を走るのだが、『四国中央市』あたりで雨がポツポツと降り始め、さらに眠気が襲ってきました。
ここまでほとんど眠気がこなかったので、このままゴールまで走りきれるかと思っていたが少しずつ眠気が強くなる。
走行距離が『430㎞』くらいで、『PC5』の地点が『470㎞』なので、あと『40㎞』頑張ろうと走ります。
そしてこのあたりから、ゴールの時間を意識し始めます。
『440㎞』くらいの地点で時刻がおよそ『AM4:00』なので、順調に走れば『470㎞』の『PC5』に『5:30』くらいに着くはず。
そして、『PC5』から『ゴール』までが『130㎞』なので、『5~6時間』あればなんとなるかもといった感じ。
要するに『AM6:00スタートのPM12:00ゴール』の『30時間切り』が見えてきたので意識してしまいます。
この考えが頭にあると、少しでも無駄な時間は避けたいと思い、仮眠ももったいなく思えてきます。
なので、眠気対策の『眠気止め(カフェイン剤)』と『目薬』、そして『骨伝導イヤホンで音楽』をフル活用して走ります。
しかし、20㎞くらい走っても効果がまったく現れず眠気がピークに来てしまい、460㎞地点のコンビニのイートインコーナーで休憩と合わせて仮眠をとることに。
自分に『完走最優先で時間は気にしない』と言い聞かせて、『5:40~6:00』の『20分間』ほど仮眠をとりました。
おそらく寝たのは実質『15分間』くらいだと思うが、意外にも眠気がスッキリ!
しかも身体も少し楽になった感じがします。
再び10㎞先の『PC5』を目指して走り出します。
気持ちの問題なのかもしれませんが、足がよくまわります(^^)
そして『AM6:25』に『PC5』の『ファミリーマート西条加茂川店』に到着です。
ここは『PC1』と同じポイントなので、ここからは来たときに走った道を戻っていくことになります。
補給をしてから、『しまなみ海道』を含む残り『130㎞』へむけて出発です。
【★PC5~しまなみ海道~ゴール(三原)】
『PC5』を『AM6:40』に出発。
どうしても『12:00までにゴールできるか』が頭を離れません(^_^;)
距離の感覚がおかしくなってますが、『あと130㎞なのでやれるとこまでやってみよう 』と言った感じです。
『5時間20分』で『130㎞』。
単純計算すると、平均『25㎞/h』でノンストップで走って『5時間10分』で到着です。
いまのところ10分のマージンがあると考える。
往路では『4時間40分』で走ってますが、走り始めなのと集団でもあったので参考外。
ここからは、ほぼ平地のイメージだが橋の登り下りが複数あるので、平地でいかにスピードを上げれるかが重要です。
あと5時間もあるので集中力が続くのかも分かりません。
落車やパンクをしたらミッション即終了ですね(^_^;)
前回の【300㎞ブルベ】でもそうでしたが、最後はいつもこんな感じで時間に追われてる感じがします。
自分の性格的に、なにかと目標を設けてそれを目指してやってしまおうとするんですね(^_^;)
良いことなのかどうなのか!?
と言った感じで『西条市』から『今治市』をできる最速で走ります。
そして今治から『しまなみ海道』へむけて街中をストップ&ゴーしながら通過していきます。
落車した糸山の登りを横目に急いで『しまなみ海道』に突入。
幸いにも雨はほとんど降ってません。
写真も撮る余裕がないので、『来島海峡大橋』で一枚撮るがインパクトなし。
大島に入った時点で時刻は『8:10』、ゴールまで残り『90㎞』です。
ここまで『500㎞』走り『26時間』が経過しているのだが、思った以上に元気なので自分でもビックリw(゜o゜)w
平地と下りはとにかく漕いで、登りはダンシングで頑張ります。
余裕はないが、大三島の『サイクリストの聖地』をせっかくなので登りながら撮影。
『多々羅大橋』で時刻は『9:10』で、走行距離は『540㎞』!
なので、あと『60㎞』を『2時間50分』!
マージンが20分くらいに増えてます(^^)
しかし、130㎞ノンストップのつもりがトイレに行きたくなったので、最後の補給も兼ねて10分の休憩をとります。
残り60㎞の内訳は、『しまなみ:40㎞』の『本土:20㎞』なので、尾道から三原の信号ストップのことを考えたら、『本土:1時間10分』が望ましいので、それを目標に走ります!
最後の休憩を終え、『生口島~因島~向島』の40㎞をガンガン飛ばします!
因島あたりから止んでいた雨が降り始めたがポツポツなのでまだ気にならない感じです。
向島に入り、ブルーライン沿いに走っていると、本土へ渡る『尾道大橋』へのルートがよく分からずに少しミスコースをしてしまうが、なんとかコースに復帰して本土へ到着。
尾道の時点で時刻は『10:45』なので、あと『20㎞』を『1時間15分』で走れば大丈夫。
しかし、ここからは信号が多くなってくるのでストップ&ゴーの繰り返し。
さらに雨が本格的になってきてゴール直前にして大雨になりました。
クルマも多くなかなかスピードが上がらないが、なんとか三原市内に到着。
あと『7㎞』を切ったあたりの三原市内の分岐点でまさかのミスコース(^_^;)
渡る橋を間違えたみたいで、何故かぐるっと回って再び三原の市内へ出てきました。
雨の中、反応しにくいスマホを見ながらルートを確認してようやく走るべきルートで最後の海沿いまで行き着く。
そして大雨の中、海沿いを走り、なんとか『ゴール』地点の『ローソン三原須波店』に到着。
時刻は『AM11:48』!
『600㎞を走りきった』思いより、途中からの目標になった『AM12:00までにゴール』できた達成感の方がこの瞬間は大きかったです♪
そして、少し先にあるスタート地点に戻ってきました。
最後は雨の中でのゴールでした。
自転車には落車もありながら、ゴールまでしっかり走りきってくれて『よくやった』と感謝の気持ちです!
受付では少し先にゴールされていた『Yさん』がおられお互いを労い合いましたが、Yさんは翌日からの『BRM503広島400㎞』を走るのでとホテルに戻っていかれました。
タフでスゴいなと思ったのですが、あとで2018年のリザルト一覧を見ると『Yさん』は、『BRM429広島300㎞~501広島600㎞~503広島400㎞~505広島600㎞』を走られてました。
そして、とにかく速かったあの有名な『Oさん』と、もうひとりの『Iさん』は一緒にゴールされ、タイムは『25時間23分』!
ここまできたらよく分からない速さですね(^_^;)
しかも『Oさん』は『Yさん』と同じスケジュールで『BRM429広島300㎞~501広島600㎞~503広島400㎞~505広島600㎞』を走られていて、全てのタイムが速いです(^_^;)
『Iさん』も単発の参戦とは言えとにかく速いです!
スゴい人は本当にスゴいですね!
【★ゴールして】
受付でレシートと通過チェックの写真を確認していただき、無事に600㎞認定(^^)
メダルもゲットです!
受付していただいた方といろいろお話をしてから、『みはらし温泉』で汗を流して広島へ帰る準備をしました。
ちなみに温泉は薬用風呂に入ってしまい、落車の擦り傷にしみてゆっくり浸かることはできませんでした(*_*)
着替えも終わり雨の中、「まだ走ってる人がいるんだな」と思いながら、クルマで広島へと帰りました。
『ゴール地点でのGARMIN』
『STRAVAデータ』
・走行距離:600.5㎞
・平均速度:24.8㎞
・獲得標高:6,388メートル
『標高グラフ』
『走ったルート』
【★最後に】
今回の600㎞ブルベを走り終えて感じたのは、『想像以上に疲れずゴールできた』でした。
いままでと比べてなので、疲れるには疲れましたよ。
次の日もしっかり筋肉痛でした(^_^;)
いつもなら走り終えた後、疲労でもう当分走らなくてもいいという状況になります。
また足をどこか痛めて肉体的に続行不能な感じでギリギリでゴールにたどり着いてきました。
それらに比べるとまだ走る力が十分に残ってるなぁといった感じです!
もしタイムを縮めようとするなら登りの山岳区間を頑張ることになるので、足への負担が増えてどうなるか分かりません。
結局、今回のブルベも今の自分にできるベストで走った結果なのかなと感じています。
経験値的にはアップしてるので、次走るときには今まで以上にポイントを押さえれるためもっとアグレッシブなルートへチャレンジできます(^^)
またこの600㎞ブルベを目標にしっかり準備をしてきた結果として目標達成できたので、準備の大切さを改めて感じました。
『走行距離:600㎞、獲得標高:6,300メートル』
これは今までで最長距離の最高獲得標高なので、同じようなカテゴリーの次のチャレンジはこれをベースに考えてみたいです!
いくつか候補はあるので、あとはそれを実行に移すスケジュールがあるかどうかです。
どうしても時間の制約がありますからね(^_^;)
ブルベに関して言えば、『SR』獲得まであと『400㎞』を走る必要があります。
ここまで来たら『SR』を獲得したいのですが、日程が厳しいです(>_<)
土日が仕事なので、1日であれば休みの調整もできないことはないのですが、近場で1日で終えれる日程の400㎞ブルベがありません。
ホームページで全国のブルベの日程をチェックしたのですが、今のところ参加できる日程がありません。
でも最後まで諦めず、スケジュールを立ててみたいと思います!
最後になりますが、今回も走っている最中にたくさんの自転車仲間から激励のメッセージをたくさんいただきました(^^)
皆さんからのメッセージは本当に走る力になりました。
ありがとうございましたm(__)m
次も皆さんから応援していただけるようなチャレンジをしていけるように頑張っていきます!
そして、今回のブルベ中に経験の少ないボクにいろいろアドバイスしてくださった、副代表の『Fさん』、後半の途中とゴールでお会いした『Yさん』、PC1までずっと先頭で引いて水までくださったトップゴールのおひとり『Iさん』、最初の長い区間をずっと後ろにつかせていただきトップゴールされた有名ブルベライダーの『Oさん』、前半のPCや所々でお声がけいただいた幹事の『Tさん』、本当にありがとうございました!
今回は内容的に長くなりましたが、ここまでブログを読んでいただきありがとうございました!
今日このブログを投稿するのは『2018/5/10』なのですが、ボクがブログを始めてちょうど1年になります!
最近はブログに載せるネタがなかなか無いため更新が少ないですが、初心に戻って取り組めればと思います。
今後ともよろしくお願い致します(^^)
600ブルベ挑戦《前編》【BRM501広島600(須波/徳島)】
5月1日の600㎞ブルベに予定通り参加してきました。
【★スタートまで】
今回のブルベは昨年からの目標にあげいたということもあり、準備を万全にしてきたつもりでした。
ボクにとっての準備とは、当然自転車本体を含む装備やアイテム等のことは当然ながら、気持ちの部分の精神的な準備も大きいです。
なので、前日の4/30に『福山地区』で会社の行事があったためその足でブルベ出発地点の須波のある三原に前泊をしました。
結局、前日は三原の知り合いと夜に食事をしたため寝たのは『22:30』でしたが(^_^;)
予定では21時には寝るつもりでしたので準備不足ですね(^_^;)
起床は5/1の『AM4:00』。
なので、睡眠時間は『5時間30分』です。
今までのブルベやチャレンジライドのことを考えたら十分に睡眠をとれた方です!
そして、準備をしてホテルを出発してコンビニで軽めの朝食をとり、出発地点の『須波海浜公園』に『5:10』に到着。
さっと準備をして朝日がいい感じなのでスタート前の写真を撮ります。
すでに参加者の9割くらいの方が来られていたと思います。
今回の参加者は36名くらいの申し込みがあり、おそらくDNSの方もおられ25~30名くらいの方が出走されたのではないでしょうか。
そして受付を済ませて、5:30からブリーフィングです。
特別に注意することは無いように感じましたが、ブルベ経験が浅く600㎞は初めてなのでしっかり話を聞きます!
個人的には、戻ってきてのカード提出の流れと天候の話が為になりました。
特に気になったのはやはり天候です。
5/1の予報は広島も四国も曇りだったのだが、5/2の予報が四国の場所によっては明け方から雨が降ったりの予報や午後からはかなりの地域で雨の予報になっていました。
色んな方の話を聞いた感じだと、当然早めに帰ってきたほうが雨にあう時間が少なくてすむと言うことです。
今回は完走が第一優先ではあるので、できるだけ足や身体への負担を少なくして余裕を持たせたかったのでペースは押さえめで走ろうと考えていたが、雨の中での走行時間が増えることを考えるとどっちが負担になるか難しい選択でした。
結局、その場の雰囲気と状況で走ることにしました。
遅くなりましたが、今回の600㎞用の装備です。
ライトはフロントに800ルーメンと400ルーメンを装着、リヤには3つを装着しています。
ボトルケージにはツールボックスとドリンクボトルを1つ。
サイコンのGARMIN820とは別にステムの上にルートナビ用にスマホを搭載。
そして、フレームバッグをメインの荷物入れにして、おまけに小さめのサドルバッグです。
フレームバッグの中身は、
・モバイルバッテリー3個(10,000/6,000×2)
・ウィンドブレーカー
・サイクルキャップ
・アイウェアの代レンズ
・予備ライト
・補給食ゼリー×3
・アルミブランケット
・ビニール手袋
・骨伝導イヤホン
・キューシート&ペン
・クスリ関係(痛み止め/眠気止め/胃薬/コンタクトレンズ)
・その他(オイル/シャモアクリーム/代電池)
サドルバッグには、
・2個目のウィンドブレーカー
・ウィンドブレーカー(ズボン)
雨&寒さ対策で荷物が少し多目になってます。
スタート時の格好は、ビブショーツにインナートップ、半袖のサイクルジャージにアームカバーとレッグウォーマー、あとは指切りグローブと反射ベスト、そしてお尻の痛み対策でパット付インナーをビブのしたに履きました。
朝の気温は15℃くらいなので少し肌寒いが走り始めれば丁度良い感じです。
【★スタート~しまなみ海道】
いよいよ『AM6:00』になり、スタートです!
各自、三原の『須波』を出発して走りだし少しすると3~4人の集団になりました。
600㎞走るペースがまだ分からないのでその集団に着いていくと、何名か抜いたりもした後に更に前にいた集団と合流して7名の集団で固定されて走るとことになりました。
後になって分かるのですが、この集団の目の前を走られてる方は、ブルベをやられてる方の間ではかなりの有名な方で『O氏』と言う方です。
途中までですが後ろを走らせていただき光栄でした(^^)
そしてそのまま後ろから2人目を走らせていただき、尾道を抜けて尾道大橋を渡り『しまなみ海道』に入ります。
時速35㎞/hくらいの600㎞走るとは思えない速いペースで走っていると途中で集団から遅れる人もでてきて、スタートから50㎞くらいの瀬戸田あたりでは集団もボクを含めて4名になりました。
行きは天気も良くて景色も良いので、橋の上で写真を撮るのですが、こんなことをしていると集団から遅れてしまい、せっかく後ろに付かせてもらっているので頑張って追い付く無駄な走りをしてしまいます(^_^;)
ふとサイコンを見ると、『63.8㎞地点』で『平均速度31.0㎞/h』!
ボクにしてみると速すぎます。明らかにオーバーペースです。
先のことを考えてペースをどうしようと考えていたら、信号ストップでボクだけ引っかかってしまったのでその後はひとりでマイペースで走ることに。
そして四国本土にむけての最後の橋である『来島海峡大橋』に差し掛かるあたりで、信号で停まっていたら、後ろからブルベ参加者がおひとり追い付いてこられました。
しかし、その方をよく見ると先ほど前を走られていた3名の方のうちのおひとりでした。
どこでどう追い越したのか分からないが、休憩されている内にでも抜いてしまい前を走っていたのでしょう。
なので、後ろに付かせてもらって来島海峡大橋を渡ります。
この方は来島海峡大橋を渡り四国本土に着いたところにある『サイクリングターミナル糸山』に寄られるという事で、ここから再びひとりで走ります。
ところが、ここの下りでまさかの激突と落車(^_^;)
しまなみ海道の橋を含む登り口&降り口は自転車専用の車線を対面通行で走るのだが、糸山の降り口を下っているとつづら折りになって死角になっているところから3人組の自転車乗りが前を見ずに車線を埋めて登ってきていて、必死に避けようとしたがぶつかってしまいけっこうな勢いで飛ばされて落車してしまいました。
一瞬の出来事だったので、飛ばされた感じや地面への落ち方は分からないが、とりあえず相手の方の状況の確認をするとまったく問題ないとのことで、かなり謝ってこられたので3人組の反応を見る感じでは、こっちの方が派手にこけたのだと思われます。
自分の身体とバイクの状況を確認してみたところ特に問題は無さそうなので、お互い大丈夫という事でそのまま走りだしました。
後でヘルメットや傷の状態を確認した感じだと、左向きで頭から道路に落ちて左の顔と肩を擦りむいたといった感じに思えます。
顔への衝撃が強かったのは何となく感じました。
まだ95㎞地点なので500㎞以上も走るのですが、走れることが出来て本当に良かったです!
そして、このあたりでサイコンを確認すると、距離は『97.8㎞』、平均速度は『30.5㎞/h』、残り500㎞を考えると完全にオーバーペース(^_^;)
時刻は『9:20』で、出発から『3時間20分』で約100㎞の走行。
【★糸山~PC1(伊予西条)】
落車から再び走り初めて、変速の調子がおかしくうまく変速できないがごまかしながら走ることに。
そうしてたら後ろから追い付いてきたブルベ参加者の二人と合流。
このお二人もよく確認すると前を走ってると思っていた最初の四人組のお二人で、ひとりはあの『O氏』、そしてもうひとりは後で分かるのだが『I氏』と言う20代前半の若者。
と言うことは、しまなみ海道の後半から糸山までは何故か先頭を走っていたことになる。
そんなつもりはまったくないのに(^_^;)
そしてここからは、そのお二人の後ろについて走らせてもらいました。
今治の『ドンドビ交差点』、キューシートで事前に見て気になっていたが結局『ドンドビ』の意味は分からず。
『石鎚神社』の鳥居を横目にPC1を目指します。
そして、ようやく『PC1』の『ファミリーマート西条加茂川店』に到着。
距離は『131㎞』、時刻は『10:45』、平均速度は『30.5㎞/h』。
事前のシミュレーションより1時間も早くPC1に到着しました。
コンビニのトイレの鏡で顔を見ると、左の頬と顎のあたりがかなり擦りむいてました。
顔を洗ったり、ドリンクや軽めの補給をしていたら、糸山で別れた方が到着されて話をします。
一緒に到着した『O氏』と『I氏』は先に出発され、その後は二度と姿を見ることはありませんでした。
後で合流された方は、『AJ広島』の副代表の『Fさん』と言う方で、いろいろと親切にしていただきました。
その後に『Fさん』が出発され、ひとり残りここからの登りに備えて調子がおかしいディレイラーを少しいじってからひとりでスタート。
『寒風山トンネル』を目指します。
【★PC1~寒風山トンネル~PC2(土佐)】
PC1を出発してからしばらく走ると『寒風山トンネル』へむけて20㎞くらいの登りが始まります。
ここから350㎞地点までの『200㎞の区間』が今回のブルベの山岳区間になります。
この区間で獲得標高が『約4,500㎞』あるので、なかなか大変な区間です。
景色の良い四国の山を眺めながら、ペースを抑えめで登ります。
途中で先に走られていた『Fさん』を抜いてしばらく登ると『寒風山トンネル』の入り口に到着。
ここから5㎞のトンネルを走ります。
しかもトンネルを走っている間はずっと登ってます。
光って見えませんが『高知県』の標識があり、トンネルの途中が県境です。
そして延々と続くトンネルをようやく抜けて、一旦下り区間に入ります。
四国の山々は壮大で、川も澄んでいてとてもキレイでした。
途中、分岐点で左に行くところをまっすぐ行きミスコースをしてしまったが、すぐに気づきルートに戻ります。
そこで再び『Fさん』と合流。
Fさんは平地が速いので後ろをついていかせていただくことにしました。
そして『190㎞』地点にある、『PC2』の『ローソン土佐町田井店』に到着。
時刻は『13:30』で出発してから『7時間30分』が経過しています。
お昼を過ぎているのと、この先の本格的な登りに備えてしっかり補給をとります。
距離も190㎞を超えて、身体の疲れも少しでてきています。
そしてFさんと再出発して、『京柱峠』を目指します。
【★PC2~京柱峠】
途中、のどかな四国の道を景色を堪能しながら走ります。
下りと平坦の区間を約25㎞走ったあたりから、再び登りの区間が始まります。
ここから約20㎞の登りで、『標高1,130メートル』の『京柱峠』にむけて登っていきます。
無理のないペースで登り、途中の自動販売機で休憩を入れて峠を目指します。
そして、登りはマイペースで走るのでひとり旅。
登りはじめは緩やかだが、峠に近くなるにつれてつづら折りが多くなり、急な勾配もあったりで簡単な登りではありませんでしたが、ようやく『京柱峠』に到着。
峠からは景色もキレイで、水も湧き出ていて一息いれることができます(^^)
『京柱峠』での時刻は『16:15』なのでまだ空は明るいです。
朝のブリーフィングで『京柱峠』と『剣山』の下りは道が悪いので気をつけるようにと言われていたので、なるべく明るい内に走りたいと思い、急いで下ることにします。
『京柱峠』の登りから『国道439号』を走っているのだが、この道は国道なのにかなり狭いです。
『439(ヨサク)』と呼ぶみたいですね!
そして、噂のとおり下りの道はかなり酷いです(^_^;)
ガードレールもなく危険なのでスピードが出せません。
せっかくの下り区間なのに時間を稼ぐことができず、逆に振動が手に響いて疲労がたまる一方です。
下り区間も15㎞くらいあり、辛いダウンヒルがようやく終わりかけたときに、またまたアクシデントが(^_^;)
ステム上に取りつけていたスマホが無くなっています。
下り途中、道が悪いため振動も多く、そのせいで両面テープが剥がれてしまい落ちてしまったみたいです(T_T)
少し前にルート確認したときにはあったので、少し登れば見つかるだろうと引き返します。
1.5㎞くらい登ったあたりで、無事にスマホを発見して再び下ります。
そしてようやく下りきりますが、再び今回の最難関の『剣山』への登りが始まります!
麓に商店があったので、そこで食べ物と飲み物を補給しながら少し休憩をとることに。
15分位すると『Fさん』が降りてこられたので、合流して剣山を目指すことにしました。
この時点で走行距離は『250㎞』、時刻は『17:30』なのでスタートから『11時間30分』が経過しました。
もう少しで半日ですね!
まだ半分走っていませんが、ボリューム的にはこのあたりが半分くらいだと思うので、『前編』はこのあたりで一旦締めさせていただきます。
ちなみにルート的には、今この辺りです。
最初のしまなみ海道が思った以上のハイペースだったのと、落車のアクシデントがあったりといろいろありましたが、予定より早く進んでいてしかも疲れも思ったほどではないので悪くはない感じです。
後編は剣山から徳島&香川を走りゴールへむけての内容になりますので、読んでいただければと思います。
それではありがとうございました(^^)
後編もよろしくお願い致します!