自転車チャレンジの計画について
今回は自転車でのチャレンジをするにあたり、どんな感じで計画を進めているのかをブログで載せてみたいと思います。
実際に計画をどのように立てているか、想定や計画変更をして実行に移すことが出来るか、等をなるべく細かく具体的に載せて、僕自身の気持ち的なものを含めてお伝えができるようにしてみたいです。
文章を綺麗にまとめようとすると、その時の思いがリアルに反映されないことがありそうなので、時系列含めてそこまで考えずに書いていけたらと思うので、読みづらい点等ありますがご了承ください。
ちなみに今回は今年チャレンジしようと思っている『四国一周TT』をメインに載せていく予定です。
現在ちょうど計画を進めているので、他のチャレンジ計画との兼ね合いも含めてリアルタイムな計画を載せれるのではと思います。
★計画始め
この手のチャレンジの計画のきっかけと始まりに特に決まりはない。
いつも何となくで「おもしろそうだな~」、「こんなの走ってみたいな~」と言った感じではあるが、大筋で言えるのが似たようなことを他の誰かがやっていることが多いのも事実ではある。
Twitterを見ていると、日本全国いろんな場所を走られている情報が常に流れている。その中にはエクストリーム系のチャレンジやファストライドもよく見かけるので参考にさせていただくことも多々ある。
「こんなぶっ飛んだチャレンジする人がいるなら自分のチャレンジはよっぽど現実的ではないか」と前向きに感じて計画を進めることもよくある。
今回の例で挙げている『四国一周TT』は、昨年に秋に「1,000kmくらいのルートを走ってみたいな」という思いがきっかけである。
当時は話題で『日本縦断』のことがよく挙がっていたり、昨年の予定で中止になり走れなかった『1,000kmブルべ』のことがあったりと、今まで自分が走ったことのない距離を走ってみたい思いから何となく『四国一周』というキーワードが出てきた。
チャレンジ内容で変わることもあるが、大きなテーマ的なものが決まれば以下の感じで計画を進めていく場合が多い。
①テーマを決める
②ルートを大まかに引く
③時間のことを大まかに考える
④現実的であれば内容を具体的にする
⑤ルートを細かく確認して完成させる
⑥走行計画を具体的に検討して完成させる。
⑦チャレンジに向けて準備
簡単には以上のような流れだと思う。
ちなみに今これを書いている段階で『四国一周TT』については⑥番目あたりを進めている状況であるが、簡単に順を追って見てみる。
★ルートと時間
テーマが『四国一周』と決まったので、②番目の「ルートを大まかに引く」をすることになる。
いつも「Ride With GPS」(以後RWG)を利用させていただきルートを作成している。
ルート作成の目的としては距離がどれくらいになるかとコースレイアウトの確認である。
コースレイアウトではルート上の標高やアップダウンのボリュームを重要視するのと、市街地や山間部の区間などを確認するようにしている。
ルートの細かい部分は改めて時間をかけて確認することになるので、大幅にルートが変わらない程度にわりとササっと作ることが多い。
このあたりを確認しておくことで、③番目の時間について考えることができる。
ルート作成の前のイメージでは四国一周は1,000kmくらいあるものだと思っていたのだが、東西南北の端まで行かずにそれなりにちゃんと一周したら『900km』くらいになった。
各最端まで行くと道が険しくなりファストライドに向かないルートになるような気がしたのと、このあたりから目標時間を『48時間』という切りの良いところで設定したいと思い始めていたので、自分の中でちゃんと四国一周と言えるうえでギリギリ現実的な距離設定にしたいと感じ偶然からの結果論にはなるが900kmという距離を基準にすることにした。
③番の時間について、目標時間を48時間としてみて本当にそれが現実的なのか考える。
『24時間=450km』を2日連続なら頑張れば何とかなるのではと考えてみた。
過去のチャレンジから考えてみても不可能ではないと一旦結論付けをする。
あとは日程的に前後の移動含めて3日間あればチャレンジ可能と判断して、現実的なチャレンジであると、具体的に計画を進める。
★計画をより具体的に
大まかにルートと時間について計画をしてみたので、ここからは④番目に挙げているように内容についてより具体的に考えていく。
大切な点はいくつもあるのだが、まずは時期である。チャレンジする地域によっていつチャレンジするかはかなり重要である。
特にオーバーナイトのチャレンジになると寒暖差次第で装備や服装に多き影響を与えるので良く考えないといけない。
個人的に寒いのは苦手なので出来る限り寒くない環境で走りたいと思っている。
今回のチャレンジは4月の予定で考えていて、別で『国道9号キャノンボール』も考えているが、こちらは中国地方の日本海沿いを走ることになるため、四国と比べると気温が低くなる可能性が高い。
4月なら状況次第で走れないことはないが、環境的に四国の方が有利だと感じて『四国一周』を第1候補として考えることにしている。
ただ、直前の天候や条件を鑑みて計画の変更ができるように並行して第2候補で『R9キャノボ』の計画も同様に進めている。
この手のチャレンジは5月か10月が最適だと思うが、候補日は限られるので他のチャレンジも控えている状況から今回は4月の3連休でのチャレンジを検討している。
時期をある程度決めたら、今度はスタート地点とゴール地点への移動をどうするか考える。
今回は一周系のチャレンジなのでスタートとゴールが同地点になる。そしてその地点を自分の都合である程度決めることができるので自由度が高い。
広島に住んでいるため四国へのアクセスを考えるとフェリーか車になる。荷物のことや宿泊のことを考えると車で移動して前泊して万全な状態でスタートするのが望ましい。
地理的にはしまなみ海道を渡って宿泊地の多い今治市内あたりをスタート&ゴール地点の候補に決める。
ちなみにキャノボ的なチャレンジだとルートがワンウェイになることが多い。スタートとゴールの地点が異なるので、そのあたりも踏まえて計画を進める必要がある。
『R9キャノボ』で考えると、スタートとゴールが下関と京都になるので広島からだと新幹線で輪行する必要が出てくるのでそこまで考えたうえでチャレンジしないといけない。
あとは日程を確保しないといけない。
丸2日間は自転車に乗っているので、前後の移動も含めて3日間あればチャレンジ可能である。
僕の場合は仕事場の関係で大型連休を除くと3連休までが限度となるので、場所と内容によっては難しいチャレンジも出てくるので注意する必要がある。
このあたりまで計画が進むと同時進行で⑤番目のルートを細かく確認して完成させるようにする。
ルートの精査自体は計画がここまで進んでなくてもできることなので早い段階で進めていても問題はない。
まずは大まかに作っていたルートを元にGoogleマップのストリートビューを活用しながら、ルートをチェックする。自分なりに走りやすそうなルートを選択はするが初めて走る地域も多いので主要の幹線道路をメインに引くようにしている。
込み入った地点やバイパス、自動車専用道路等のルートを引くうえで重要なポイントはストリートビューを何度も確認しながら修正をしていく。
自分なりにある程度ルートを完成させたら、Twitterにルートを上げて助言をもらうようにしている。
やはりその土地のことは近場の人の方がよくご存知なのは間違いないので、大切な情報として参考にさせていただく。
その情報を元に最終的な走行ルートを完成させる。
★走行計画をより具体的に
現在計画中の『四国一周TT』に関しては、今この⑥番目を進行中である。
より具体的としているので、こと細かくチャレンジに向けて計画を煮詰めていく。
出来る限り万全な状態でスタートしたいので、事前の睡眠をしっかり確保できるようスタート地点の今治付近のビジネスホテル等で前泊したいと考える。
走る以外のタイムスケジュールのイメージは、
【前日】
・仕事終わり(18:30)~帰宅&出発(20:00)~準備して車で今治まで(22:00)
【1日目】
・起床(8:00)~朝食&準備(10:00)~スタート(11:00~12:00)
【2日目】
・チャレンジ中
【3日目】
・ゴール(11:00~15:00)~片づけをして車で広島まで(18:00)
以上のような感じである。
走行時間は48時間がターゲットなので、スタート時刻は特にこだわることなく睡眠と準備をしっかり出来ることに重きを置いて考える。
ここでキャノボシリーズになると、スタート時刻が戦略的にもかなり重要になるので考え方が変わってくる。通過する都市や山岳区間のことや風向きも含めて考えることになるので複雑になる。
さらに24時間や48時間を目標にしたチャレンジであれば朝晩のトータル時刻は最終的にイーブンになるが、そうで無い時間や距離になると、気温的に考えると夏は夜間が有利になったり冬は昼間が有利になったりする。また平日か休日を考慮して道路が込み合う時刻を避けることも可能になってくるので自分の中で優先順位を決めて計画を進めていかないと切りがないことになってくるので注意する必要がある。
本来であれば、四国一周も市街地走行等の時刻をシミュレーションしながらスタート時刻を決めるのも戦略のひとつではあるが、48時間と言う長丁場でのチャレンジと言うことを考えれば想定通過時刻からの時間のブレがかなり大きくなることが考えられるので、そこに重きを置くより万全なコンディションでスタートできる状況を選ぶほうが有利だと考える。
ただそうは言ってもチャレンジ中の48時間を、自分なりに目標やターゲットを決めながら走らないと、大目標の達成に近づくことはできないので、そこも考えておかないといけない。
ちなみに今の中の48時間の考え方は、
グロスのアベレージを『21km/h』で考えて900kmを走ったとすると、経過時間は『約43時間』。
猶予である残りの『5時間』は仮眠に充てる必要があるので、割とシンプルな考えで済ませることができる。
仮眠の取り方は3つのパターンが頭の中に浮かんでいる。
・①『20時間走行(約420km)~2時間仮眠~16時間走行(約750km)~2時間仮眠~7時間走行(ゴール)1時間猶予』
・②『22時間走行(約460km)~4時間仮眠~21時間走行(ゴール)1時間猶予』
・③その場の状況で適宜仮眠を取る
以上の3パターンだが、どれも現実的に思えてくる。
結論から言うと、決めた時間に眠くなるかどうかは分からないので、①をベースにして③のパターンが一番現実的に思える。
前半の調子が良くて時間的に余裕ができたら、後半で仮眠を多めに取るなどの対応もできると思う。
最終的にはいつものように走ってみて調子を見つつ臨機応変に対応できれば問題ないはず。
★チャレンジに向けて準備
ここまで述べてきたように、チャレンジ計画の大筋な部分は完成している。
あとは本当に細かい部分であり、日時が近づかないと決められないこともたくさんある。
特に服装や携行する装備品などは数パターン準備しておいて、前日に決めることも少なくない。
天候次第なところもあるが、さすがにチャレンジ中ほぼ悪天候であればチャレンジ自体延期になると思う。
途中にも書いたが、気温次第では『R9キャノボ』の選択肢もあると思うので、四国は雨予報なのに日本海側は晴天と言った天候であれば、直前で計画スイッチも十分可能性がある。
『四国』は一周なのでほぼ風向きは考慮しないが、『R9』は風向き重要なので、日本各地すこぶる好天で、これ以上ない西風が吹いたりしたら、これも『R9キャノボ』への計画スイッチに成りえる条件である。
また、新型コロナウィルスの状況次第なところもあるので、県外への移動自体が難しい状況であれば『トリプルエベレスティング』へのチャレンジも可能性はゼロではないかも。
これらのチャレンジ計画の選択肢を増やすことは大変ではあるが、しっかり準備さえしておけば自分にとって有利に持っていくことができるので、いろいろな状況を考えながら、それらを踏まえて計画を煮詰めていきたい。
★おわりに
今回は『自転車チャレンジの計画について』でしたが、結果的に今のチャレンジ計画を好き勝手に書いた感じになりました。
読みにくい部分が多いと思いますがご了承ください。
今が3月中旬なので、気温も上がり始め走りやすい季節になりつつあります。
ただ酷い花粉症持ちなので心配事もあります。
今年の自転車チャレンジは自分にとって長い距離のものがほとんどなので、楽しみでもあり不安でもあります。
昨年11月の『R3キャノボ』以来、長い距離を走るのは久しぶりです。
いきなりこれらのチャレンジを走っても達成できる確率は低そうなので、まずは来週の3/14(月)~15(火)で今年初のブルべを走ってきます。
600kmブルべなのでここをしっかり走り切れば調子も上がると思うし、その先のチャレンジに繋げることができたらいいなと思います。
それでは2022年の自転車シーズン楽しんでいきましょう。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
◆ブログの主情報◆
年齢:41歳(執筆時)
自転車歴:2016年~
身長:182cm/体重:70kg
【主な自転車チャレンジ履歴】
≪キャノンボール≫
・2019年9月/国道1号キャノンボール(東京⇒大阪)【526km】:23時間30分
・2020年11月/国道2号キャノンボール(門司⇒大阪)【525km】:23時間49分
・2021年6月/国道10号キャノンボール(門司⇒鹿児島)【459km】:19時間44分
・2021年11月/国道3号キャノンボール(門司⇒鹿児島)【386km】:15時間21分
≪その他ファストライド≫
・2019年3月/鹿児島⇒広島TT【567km】:25時間57分
・2019年6月/名古屋⇒広島TT【534km】:26時間7分
・2020年10月/広島⇒神戸TT【504km】:23時間25分
・2021年4月/国道10号⇒3号TT【851km】:45時間21分
・2021年9月/広島一周1000kmTT【1005km】:59時間6分
≪エベレスティング≫
・2019年4月/エベレスティング(春日野):19時間23分
・2019年12月/エベレスティング(春日野):20時間14分
・2021年6月/ダブルエベレスティング(春日野):42時間54分
2022年『自転車チャレンジ目標』
●2022年『自転車チャレンジ目標』
2022年になり2月も下旬に差し掛かり3月が近づいてきました。
そろそろ自転車でのチャレンジ目標を考えて準備を進めていきたい思い、頭の中で考えていることを少し具体的に明文化していきます。
ちなみに昨年(2021年)の2月に『2021年に自転車でやりたいこと』として挙げていたのは以下の5つ。
・『大阪⇒東京キャノンボール』
・『ブルべでSRを獲得する』
・『SR600に挑戦する』
・『国道3号キャノンボール』
・『悪魔の左手ベースのチャレンジ』
この中で達成できたのは『国道3号キャノンボール』のみだった。
昨年も新型コロナの影響があったため、地域によってはなかなかチャレンジが難しい内容もあったので何とも言えない結果になった。
今年も今のところ新型コロナの影響が大いに出ているので簡単ではないチャレンジもあるが、時期が来れば落ち着くことを願いつつ準備を進めていきたい。
と言うことで2022年の『自転車チャレンジ目標』を挙げていきます。
★『大阪⇒東京キャノンボール』
まず一つ目は昨年からの目標である『OTキャノボ』である。
昨年も10月以降、新型コロナが落ち着いたタイミングがあったので、Twitter上でも多くの方がチャレンジしているのを見かけた。
だが僕は『R3年にR3キャノボ』と言う目標を優先して結局『OTキャノボ』はチャレンジできなかった。
今年こそは春か秋のいい季節に挑戦したいと思っている。
そして念願でもある『キャノンボール双方向達成』を目指したい。
だが無理だけはしないようにしっかり情勢を見極めながらチャンスをうかがいたい。
★『国道9号キャノンボール』
二つ目のチャレンジ目標は『R9キャノボ』である。
昨年まで3年通しで『R1⇒R2⇒R3』とキャノボに挑戦して目標達成することができたので、本来なら今年は『R4』にチャレンジしたいのだが、地域的な兼ね合いと仮にR4を終えたとしてその後のことを考えると、一旦この流れはR3で締めておいて、『国道一桁キャノボシリーズ』としてこれからタイミングを見つつ不定期チャレンジからの達成を目指したいと思う。
そこで地域的な挑戦のしやすさを優先して『R9キャノボ』を計画している。
国道9号は『京都市』から『下関市』まで日本海側を通るルートで距離は『約640km』となる。
いままでのR1~R3キャノボと比べるとルート的な難易度は少し高めだと感じている。
スタート&ゴール地点から日本海までの間にどうしても山間部を抜ける必要がある。標高自体は400メートル前後なのでそこまで高くはないがこの距離のファストライドで考えるとスタート地点がどちらになっても残り100km辺りの区間が山間部になる。
それと併せて日本海沿いのルートもアップダウンが多く簡単ではない。特に山口~島根間は本当にアップダウンの繰り返しで足を使ってしまう。
距離も約640kmと長丁場なのでペース配分や眠気対策が重要になる。
達成基準の目標タイムは、キャノボペースと距離も加味して考えると『30時間』でどうだろうか。
今の計画では『下関スタート⇒京都ゴール』で考えている。
地理的に寒い季節は厳しそうなので時期も含めてしっかり計画を練って挑みたい。
★『四国一周TT』
三つ目は『四国1周TT』である。
これは昨年の秋に計画をしてルートも作成していたのだが、緊急事態宣言が延長するなどの理由で『広島一周1,000kmチャレンジ』に変更した経緯がある。
なので、今年のどこかでチャンスがあれば挑戦したいと思っている。
今のところの計画では『今治市』あたりをスタート&ゴール地点として、四国を反時計回りでぐるりと一周するルートで考えている。
走行距離は今のルートだと『約900km』なので、目標タイム『48時間(2日間)』で挑戦してみたいと考えている。
スタート地点までの移動が自家用車で完結できるので、わりとチャレンジまでのハードルは他と比べて高くない。
あとは新型コロナが落ち着き三連休の取れるタイミングを見定めて準備を進めたい。
★『トリプルエベレスティング』
四つ目は『トリプルエベレスティング』。
これはシンプルなので時間さえ確保できればチャレンジできるのだが、内容が内容なだけになかなかチャレンジに前向きになれない。
「もし気持ちが整ったら挑戦してみようかな」と言った感じである。
チャレンジするための大きな問題は、エベレスティングもトリプルになれば僕の走力だと時間的におそらく70時間近く必要になるので3日の休みで完結できるかどうかと言うことになってくる。
今の職場の休み的に大型連休を除けば、三連休までが限度なので予備日が持てないリスクがあると感じている。
エベレスティング中の可能睡眠時間を考えると前日の睡眠時間はしっかり取りたいので、スタート時刻はそれに合わせて少し遅くなることになり、終了時刻も後ろ寄りになる。
仮に初日のAM6時スタートで70時間で計算すると4日目のAM4時に終了予定になるので三連休ではかなりギリギリになってしまう。
そのまま仕事に行くことになるので状態がよろしくないのと、最悪の場合達成目前でタイムアップと言うことになりかねない。
それらを考えると、よほど工夫をして挑まないと達成は見えてこないので、もう少し考えたいと思う。
可能性としては大型連休で他県への外出自粛期間中等が重なればあり得そうな気もする。
以上の理由から先の三つのチャレンジを優先したうえで、さらに情勢的なタイミングも重なり気持ちが整えば挑戦するかもしれないと言ったところである。
以上の四つが『2022年の自転車チャレンジ目標』である。
●最後に
今回挙げたチャレンジは四つともオーバーナイトのチャレンジになるので、季節的には暑すぎず寒くない春か秋に走りたい。
春は4月~6月のどこかでタイミングが合えば二つ挑戦して、秋の10月頃にもう一つ挑戦できればベストである。
四つ全ては難しいかもしれないが二つくらいはチャレンジして達成に繋げたいと思う。
・『大阪⇒東京キャノンボール:24時間以内完走』
・『国道9号キャノンボール:30時間以内完走』
・『四国一周900km:48時間以内完走』
・『トリプルエベレスティング』
以上が『2022年の自転車チャレンジ目標』です。
いろいろ大変な時期ではありますが、楽しみつつも自分にとって高い目標で達成を目指したいと思います。
それではここまで読んでいただきありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。
『国道3号キャノンボール2021』
●スタートまで
『国道3号キャノンボール』チャレンジ前日の『10/31(日)』、仕事を18:30頃に終えて自宅に帰ってきたのが19時頃。
いつもの日常と同じようにお風呂に入って夕食を食べる。
出発するための準備は前日までに済ませておいたので、予定通り20時前に自宅を出発して車で門司を目指す。
車のシートは荷物と寝るための仕様にしているためかなりゴチャゴチャとしているが気にしない。
外は薄着だと肌寒いくらい。
少しでも睡眠時間を確保するため、急いでトイレの手洗い場に行き歯磨きをしてコンタクトレンズを外して寝る準備をする。
車内に戻ってから、明日起きてからなるべくすぐに出発できるように着替えや荷物の整理をしてから就寝の準備が完了。
『22:44』に就寝ツイートをして眠りにつく。
翌日、アラームをセットしていた『AM4時』の5分前に自然と目が覚めた。
車の中だったがほとんど起きることなく約5時間眠ることが出来たので体調は悪くない。
それと、今回は距離が約390kmと言うことでオーバーナイトのチャレンジではないので眠気に対しての気持ちはかなり楽である。
起きてから先に着替えを済ませて手洗い場に行き顔を洗いコンタクトレンズを装着し日焼け止め等、一通りの準備を完了して車に戻る。
そこから車で九州に渡り、門司にあるミニストップで朝食を食べる。
なるべくチャレンジ中の補給頻度を減らしたいので、牛丼とスープとサラダと少し多めの量を食べておく。
併せて道中の補給用にパンとお菓子も買っておく。
コンビニでトイレを済ませてプロテクトJ1もしっかり塗り、スタート地点に向けて移動する
ここで今回の装備関係をポイントだけ挙げておく。
【自転車関係】
・基本的にはいつもと同じものを使用してるが、今回は大きな登りが無いので『DHバー』を装着。
・距離的にフレームバッグをいつもよりコンパクトなサイズに変更。
【服装他】
・長袖のおたふくインナー上下
・夏用ジャージと夏用のビブショーツ
・サイクルキャップ
・クリアレンズのアイウェア
・指無しグローブ
【スタート時の補給物資】
・おにぎり✕2
・パン✕3
・ソイジョイ✕3
・つぶグミ
・梅のソフトキャンディ
・レモンの飴1個(娘から)
・ボトル1本(水)
自転車自体は普段と変わらないものを使用しているが、『DHバー』を装着してポジションの追加による疲労軽減と平地巡行の速度アップを狙う。
フレームバッグはコンパクトにして、荷物は出来るだけ少な目にする。
念のためにモバイルバッテリーは10,000mAを2個携帯。
服装は夜間走行の時間を最低限に抑えて、出来るだけ軽装にしたつもりである。
サイクルキャップはほとんど使用したことが無いが、今回は軽めの防風用に使用してみる。
補給物資はコンビニでの補給回数を減らすために少し多めにも感じるが走るのには問題ない程度。
お菓子以外は背中のポケットと反射ベストの収納に入れている。
ドリンクは水1本で途中の補給でいけるとの判断。
装備のポイントは以上のような感じである。
『AM5:30』頃にスタート地点近くのコインパーキングに車を停めてから、走り出せる準備を完了させて、『老松公園前交差点』にあるセブンイレブンに到着。
コンビニ前にはフォロワーの『福助さん』が来てくださっていて挨拶をする。
そうするともう一人フォロワーの『はるさん』も来てくださり、お二人を今回のチャレンジについていろいろと話をする。
チャレンジのスタート前の見送りはほとんど経験が無かったが、話をすることで力みが抜けてありがたかったです。
朝の早い時間に本当にありがとうございました。
そしてスタートの時間になったので予定通り『11月1日AM6時』にスタートのツイートをして出発する。
●福岡県
まだ暗い中を西の方角に向けて走り出す。
最初の約13kmは半年前の『国道10号』の時と同じルートを走るので特に問題なく進んでいく。
門司から小倉の区間は時刻が6時過ぎと言うこともあり、わりと交通量がある。
今回は走る時刻とルート的に午前中は交通量が多そうなので前半は信号ストップでのロスは割り切って中盤以降でタイムを伸ばせるような走りをしたいと考える。
スタートから約30分して『小倉』に入り、空が明るくなったところで『国道3号』と『国道10号』の分岐に到着。
前回はここを左折して大分県に向かって走ったが、今回は真っすぐ『国道3号』を突き進む。
今回はほぼ『国道3号』を走るルートだが、福岡県内の数か所バイパスで自転車通行不可があるのでそこを回避するため別ルートを走る必要がある。
15km地点の『戸畑バイパス』は回避する必要があるので『八幡』までの区間は『県道296号⇒50号』を走る。
このあたりでは通勤時間帯なので予想通り交通量が多い。
前半は焦らずと言い聞かせるも、グロスが上がらないとつい信号スタートでグイグイと踏んでしまうので、都度テンションを調整しながら走る。
八幡駅を過ぎたあたりで『国道3号』に復帰。そこから北九州市内を走るのだが、反対方向だったのに半年前に寄ったコンビニ等の風景が思い出される。
ポイントになる場所は意外に憶えているものだと感じた。
そして33km地点の『遠賀バイパス』も自転車走行不可なので、すぐ横の側道を走る。
約3kmの区間、側道を走るのだが道が狭い上に見通しも悪く車もたまに走っているのでまったくスピードが上がらない。
なので再びR3に戻ったらつい無意識に踏んでしまうのである。
引き続き交通量の多い『宗像市』を抜けて『古賀市』に入ったところの信号ストップで写真を撮る。
スタートから『2時間20分』経過で走行距離は『56.9km』。
グロスアベは『約24.5km/h』なので、『25km』には戻したい思いである。
このあたりまでは方向で言うと南西に向けて走っていたが、ここからはほぼ南に向けて走ることになる。
『福岡市内』に入ってからはかなり道幅も広く車線も多いが、とにかくトラックや大型車が多い。
『大宰府』から『筑紫野』と同じような雰囲気の道を走り、気がつけば『佐賀県』に突入していた。
●佐賀県~福岡県
佐賀県の基山市街地手前あたりで走行距離が『100km』を超えた。
経過時間は『4時間5分』なのでまだグロス『25km/h』に届いていない。
一度も休憩をしていないのに停車時間が『40分以上』あるので思った以上に停まっている時間が長い。
体調的にはいつもと同様で慢性的な腰痛が出始めているが慣れたもので走りながら痛みを緩和することが出来ている。
それより首から肩にかけての痛みが気になる。
前回の1,000kmチャレンジの時も途中から同じ部分の首周りの痛みが気になっていたが、今回は早い段階から痛みが出てきた。
走っている時や停車したときに首を回したり肩をぶらぶらしてリラックスすることで痛みを緩和する。
DHバーも使用しながら走っているので少しは効果があると嬉しいのだがどうなのだろうか。
あと、少し前からトイレに行きたいと思いながら、道の駅か公衆トイレがあれば入ろうと思いなかなかそれらの場所を見つけれない。
今回はコンビニストップの回数を出来るだけ抑えるつもりで考えていた。
簡単な補給ストップを2回と中間あたりで少し長めの補給休憩が取れたらいいかなと言った感じである。
補給は基本的に常に走りながら取るようにしているので、少なくなったらコンビニで補充する作戦で、コンビニ滞在は少なくするようにしたい。
『鳥栖』を通過して再び『福岡県』に突入。
この県境の橋もよく憶えていて半年前の記憶が蘇る。
『久留米市』に入ってからも相変わらず交通量は多い。
途中左手にかなり大きな白い仏像が現れたので、写真でも撮ろうかと思ったが、信号のタイミングでも無かったのでスルーする。
そろそろトイレの我慢も限界に近付いてきたので、一度コンビニに入ることを決めてしばらく走る。
信号ストップのタイミングでコンビニは入れたらベストなので、そのタイミングを計っているとドンピシャなタイミングで入ることが出来た。
素早くトイレを済ませて、ドリンクを買ってすぐに出発。
時刻は『11時8分』、走り始めて『5時間7分』で『127.9km』走っているので、このあたりでようやくグロスアベ『25km/h』に戻せている。
気温も『24.6℃』と少し暑いので、ペットボトルの炭酸ジュースを背中のポケットに入れて飲みながら走る。
県境に向けてだらだらとした登り区間を走るが、日陰に入ると走りやすいのでちょうどいい感じ。
そして峠のピークで『熊本県』に突入。
●熊本県
ここまでの区間はほとんどが軽い追い風か無風だったが『山鹿市』を走っている間は、割と向かい風が吹いていた。だが下り貴重なのでそこまで気にすることなく走れている。
このあたりで『6時間』が経過したのでサイコンの写真を撮る。
『熊本市』に向けては道中はそこまで記憶がなく坦々と走っていた区間だと思う。
距離的にもちょうど半分の地点になるので、休憩のタイミングを見定めていたような気はする。
気温もかなり上がっていてボトルの水も無くなりかけていたのと、炭酸ドリンクも空になっていたので一度コンビニで止まることを考える。
熊本市内は交通量が多くなってきたので、もう少し先まで走って休憩を取ることにする。
熊本市内を通過して『宇城市』に入って少しして左手にコンビニを見つけたので補給休憩でストップ。
走行距離も『205km』を超えて、経過時間も『8時間7分』。
自分としては順調な気もするが、疲れも出てきているので少し頑張りすぎている感もある。
さらにはサイコンの気温が『30℃』を超えていて、寒さに対応できる服装にしていたこともありかなり暑さを感じている。
このコンビニでは2リットルの水でボトルの補充をして残った水を頭から被ってリフレッシュする。
この後の補給用にパンとコーラを買い足して背中のポケット等に収納する。
ここでの直接的な補給は水と飲むヨーグルトだけ。
そんなことをしていると、フォロワーの『ゆーたさん』がたまたま熊本に用事があり来ていたということで、迎撃に来てくださった。
半年前の『国道10号TT』のときもカメラを持って応援してくださり、今回も思いがけない場所で会うことが出来てすごく嬉しく元気をいただいた。
ゆーたさんと少し話をし、併せて写真も撮りエールをいただき再び走り出す。
『八代市』に向けては緩めの横風。
『R3』は地域に寄るが片側一車線であまり道幅が広くない区間もたくさんある。
そんな道路状況でもトラックの数はこれでもかと言うほど多く走っている。
『R2』もそんな区間があるが、『R3』はそれ以上にトラックが多いイメージである。
メインルートが限られるので集中してしまうのだと思う。
熊本市内以降はそんな感じの道が多いので、登りではなるべく端に寄って追い抜いてもらって信号では前に出ないように心掛ける。
『八代市』から『水俣市』までの区間は海沿いルートに思いがちだが、途中3つの峠を越える区間がある。たしか『三太郎峠』と言う名だと聞いたことがある。
そこまで標高は高くないので普通に走るには問題ないがこの距離のファストライドだと少しパワーを上げて走ってしまうのでそのせいで腰の痛みが増してしまう。
二つ目の峠を越えたあたりでスタートしてから『10時間』が経過した。
ペースもまずまずなのでここからもこの調子で走りたい。
そこから三つ目の峠をクリアして『水俣市内』を通過し『鹿児島県』に突入する。
●鹿児島県
今回のチャレンジで経由する県は4つなので、当然この『鹿児島県』が最後となる。
そう思うとゴールをぐっと近く感じて気持ちが楽になる。
距離は283km地点で残り約105kmなので勢いで走り切れる距離となってきた。
時刻も『17時』を過ぎて空が暮れ始めている。
ここからは夜間走行なので、先ほども言ったような道路やトラックと言った要因もあるためより気を付けて走る必要がある。
残りの距離から計算してゴールまでの所要時間は『4~5時間』。
ここからは気温は下がるだけなので水は問題ないが、補給物資が少な目なのでゴールまで走り切れるちょうどの補給をするためにコンビニに入りたい。
『出水市』を通過して『阿久根市』に入ったあたりで、コンビニを見つけたので補給とトイレのためストップする。
時刻はちょうど『18時』なので経過時間は『12時間』。
走行距離は『304.2km』なので、ゴール時間をイメージすると『16時間切り』は余程のことが無い限りいけそう。
あとは事故やトラブルが無いようにケアしながらその中で最速でのゴールを目指す。
ここでの補給は、お腹は空いてないのでヨーグルトとビタミンドリンクとエナジードリンク。
走行中に摂取するためのものとして、バームクーヘンとカルピスを背中のポケットに入れる。
この辺りはルート的に進む方向が一定していないので風も回っているような感じである。
暗くなっていることもあり、道の悪さを振動として強く感じる。轍の部分にデコボコが多く特に下りはライトの光量を上げて慎重に走る。
そして相変わらずトラックは多い。
『薩摩川内市』から『いちき串木野市』、『日置市』とアップダウンを繰り返し進んでいく。
残り30kmくらいの地点で少し気分がさえない時間帯が来るが、ロングライド時には必ず来る現象なので「ここで来たか」くらいの感じでそのまま走る。
経験上、30~60分くらいでまた元気になるのでそのままゴールに向けて走る。
いつも通りな感じで体調も普通の状態に戻り、ここからは下り基調なのでスピードを増して走る。
いつも使用しているルートアプリのスクリーンショット。
時刻は『21:04』でゴールまで残り『5.3km』。
さすがに鹿児島市内は信号が多くかなりストップもさせられたが、無事にゴール地点である『照国神社前』に到着。
しかし、方向感覚が狂っていて道路元標の位置がイメージしていた場所になくゴールを通り過ぎる。
一旦停まってから位置関係を整理してからゴール地点に無事到着。
ついでに自撮りもする。
ゴールのツイートをするため近くにあるベンチに移動する。
休憩を兼ねてベンチに座り、ゴールのツイートをする。
最終的な『国道3号キャノンボール』としてのタイムは『15時間21分』。
走行距離は『386.8km』となった。
達成基準は『18時間』としているので、無事に『国道3号キャノンボール』達成である。
半年前のリベンジを完了、尚且つ今年の目標のひとつを達成できました。
STRAVAのデータも載せておきます。
標高の高い山は無いのだが思ったより獲得標高はあるなと言った感じ。
TOキャノボの時は526㎞で箱根を登っても2,700mくたいだったはずなので、それと比べるとそう思えてしまう。
あとは、ガーミンコネクトの数値。
走ってない時間が約2時間あり、休憩が3回で20分くらいだと思うので、約1時間40分が信号でのストップとなる。
●ゴール後
ゴールしてから15分くらいTwitterのコメントへの返信やTLを眺めてから、今日の宿の快活クラブに向けて移動を開始する。
マップを確認すると歩いて3分くらいの所なのでそのまま歩いて快活に到着。
お店の外に自転車を停めて、事前に送っていた荷物を受け取りに受付に行く。
無事に荷物を受け取り、中に入れていた輪行袋を取り出して自転車を収納する。
フラットシートのブースが空いていたので無事に荷物を入れてからシャワーを浴びて、動きやすい服装に着替えてから、外へ食事に出る。
時刻が『22時半』と言う時間でもあったので、ご当地のものが食べれそうな居酒屋で空いている店が見つけれない。
20分くらい歩いたが空いていても23時までとかでそれっぽいお店は見つけれなかった。
これ以上探すのも無駄足になりそうなので、遅くまでやっている手羽先のチェーン店に入った。
手羽先食べ放題とドリンク飲み放題のコースを選んで、手羽先を食べまくる。
たくさん手羽先を食べてお腹いっぱいになり快活に戻る。
快活では読みたかったマンガを堪能して、結局の無理についたのは『AM2時』くらいだったと思う。
翌日は『AM8時』頃に起きて、準備をしてから『AM9時』に出発。
自転車でのんびり走りながら『鹿児島中央駅』に到着。
家族へのお土産とどうしても食べたかった『かるかん饅頭』を買ってから、新幹線に乗り込む。
そして、小倉駅からスタート地点の近くに停めている車まで自転車で走る。
距離は『約10km』程度だが、お土産等の荷物が多いのでなかなか大変だった。
門司でお昼ご飯を食べようと、半年ぶりに焼カレーのお店に行ってみたらちょうどお昼時間だったこともあって行列ができていたので、べつの店を探す。
途中、スタート地点の横まで来たので写真を撮る。
結局地元の昔ながらのラーメン屋で中華そばをいただく。
ホッとする味で美味しかった。
車に戻り、着替えをしてから荷物を少しだけ整理して門司を出発。
来た時と同様、約2時間の運転で無事に広島の自宅に到着。
片づけをして無事に今回のチャレンジ終了です。
今回もチャレンジに際したくさんの応援、本当にありがとうございました。
お陰さまでしっかりやりきることができました。
改めて感謝の気持ちを皆さんに伝えさせていただきます。
●終わりに
今回のチャレンジは走ったのが11月と言うこともあり、日が出てない時間帯の寒さが心配だったが、逆に日中の暑さに少し体力を奪われた感じだった。
なかなか全てが万全な状態でのチャレンジは余程タイミングが良くなければあり得ないのでそう考えると今回の環境は悪くなかったのかなと思う。
タイムとしてはひとつの目安にしていた『16時間』を切れたので良かったと思う。
道中は想像していた通り前半の約100kmは通勤時間帯の車の多さと信号ストップで苦労した。
中盤以降は信号ストップからは解消されたが、終始トラックの多さと所々に現れる道の悪さに手を焼いた。
体調的には肩と首回りの痛みに少し辛さを感じたがゴールをイメージしやすい距離だったので気持ちを切らさず走りきれた。
強度が24時間でのキャノボと比べると少し高めではあるので簡単には比較できないが、OTキャノボを考えると強度とペースを落とした走りも考えないといけないと感じた。
ファストライドのアプローチはいろいろあると思うのでしっかり自分のスタイルを確立したいと思う。
R3に限っての場合で、もっとシビアにタイムを狙うなら、夜間に走れる季節で交通量が少ない時間帯を中心でスケジュールを組んだほうが良いのかなとは感じている。
R3は24時間ではないため時間選びも重要なポイントだと思うので、当分走ることはないが次にやる機会があればその辺りも考えてチャレンジしてみたいとも思う。
偶然のタイミングではあるが、私が走った後に続けて『むらちーまるさん』と『はるさん』の二人のフォロワーさんが『R3キャノボ』にチャレンジされ見事達成をされました。
お二人とも11月中旬以降のチャレンジで天候等のコンディションも万全でない中、達成されさすがの走りでした。
これを機に『国道3号キャノンボール』が盛り上がれば嬉しい気もします。
自分としては、『R1⇒R2⇒R3』と達成できたので、この流れで来年に『R4キャノボ』をチャレンジしたいと考えるのですが、『国道4号』が『東京⇔青森』と言う地理的事情で、広島からだと簡単に挑戦ができないかなと思っています。
チャンスがあれば走りたい気もしますが、R4以降は時期にこだわらず『1桁キャノボシリーズ』として走れる『1桁キャノボ』にチャレンジ出来たらいいかなと考えています。
今年はチャレンジ系のライドはおそらくないと思うので、やりたいことを考えながら来年にむけて準備を進めていこうと思います。
いま一番達成したい目標は、ずっと変わることなく『OTキャノンボール』なので、来年こそチャレンジしたいと思います。
それと今年のチャレンジで1,000km走破を達成できたので、さらに長い距離のチャレンジも計画していてそちらも具体的なものにできたらと考えています。
距離と時間が長くなればなるほど休暇力が必要となるため、挑戦するハードルが上がりますがチャレンジを目指して計画を進めていきます。
今回はこのあたりで締めさせていただきます。
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。
国道3号キャノンボールにむけて
●R3キャノボをチャレンジするにあたり
いまブログを書いているのが『令和3年(2021年)10月28日』。
おそらく時期的に考えると今年のファストライド系チャレンジはこれが年内最後になると思う。
年初に『R3年にR3キャノボ達成(令和3年に国道3号)』を目標に掲げていたので何としても目標を達成したいという思いである。
元々は偶然にも『令和元年(R1年)に国道1号(R1)キャノボ』を達成していて、次にこれも偶然で『令和2年(R2年)に国道2号(R2)キャノボ』を達成しているので、成り行きで『令和3年(R3年)に国道3号(R3)キャノボ』を達成しようということになったのである。
東京⇒大阪キャノンボール2019【本編(前編)】 - まさゆめ~広島~たけまさのロードバイク日記
『国道2号キャノンボール2020』【前編】 - まさゆめ~広島~たけまさのロードバイク日記
僕のブログを読んでくださっている方はご存知かもしれないが、今年の4月に別のチャレンジの流れの中で『国道3号TT』として走っている。
その時は『国道10号を走った後に国道3号を走破する』というチャレンジだったが、国道10号は目標時間以内にクリアしたものの、2時間の休憩を挟んで挑戦した国道3号では体力的なものや寒さと眠気といったものにやられてしまい、目標の『18時間以内ゴール』を達成することが出来なかった。
『国道10号&国道3号TTチャレンジ』【前編】 - まさゆめ~広島~たけまさのロードバイク日記
『国道10号&国道3号TTチャレンジ』【後編】 - まさゆめ~広島~たけまさのロードバイク日記
今回は『国道3号キャノンボール』として、ここ1本に集中して達成目指して走ります。
●チャレンジの内容
今のところの予定では『11月1日(月)』の『AM5~7時』に『門司』にある国道3号起点の『老松公園前交差点』をスタートできるように準備を進めている。
おそらく時間の区切り的に計算のしやすい『AM6時スタート』になると思う。
今まで『鹿児島⇒門司』で国道3号を走ったことはあるが、門司スタートでは走ったことが無いので反対方向とはいえ初めて走るルートとなる。
予定しているスタート時間だと北九州や福岡といった市街地が通勤時間帯になるのが気になるが、前日からの移動や鹿児島への到着時間等を考え始めると、いつも通りの時間に睡眠を取ってスタートできる時間帯が体調やコンディション的には一番良いのかなと思って朝のスタートにするつもりだ。
ちなみに今年の9月にもR3キャノボを計画したのだが、その時の計画では夕方スタートの翌日午前ゴールで考えていた。9月だと時期的に暖かいのもあるし夜間の方が道が混んでいない確率が高そうなのでそのような時間帯を狙ってみたのが緊急事態宣言の時期とも重なり計画は延期。
今回の日程では夜間走行は気温的に寒さが厳しそうなので出来る限り日のある時間帯を何となく選んでみた。
●ルートの詳細
キャノンボールは基本的にスタート地点とゴール地点が決まっていて、走るルートに関しては自転車が走れる道であればどのルートでも問題ないという認識である。
そして今回自分が走るルートは『ほぼ国道3号を走るルート』である。
ほぼと言うのは国道3号にも自転車が通行不可となっている部分があるので走れない道は最低限で回避して走れるルートで計画している。
ちなみに国道3号の始点である門司の『老松公園前交差点』と終点の鹿児島にある『照国神社前交差点』は、国道10号の始点と終点でもあるのでルートが違うだけでスタートとゴールは同じである。
他のメジャーな国道とは少し違った感じがこのルートにはある。
今回の走行ルートはこんな感じである。
ルートの走行距離はRWGで『387km』となっている。
獲得標高はおそらく『2,000~2,500m』くらいだろうか。
制限時間についてはいろんな意見があると思う。
500kmオーバーの国道1号や国道2号は『24時間以内』と万人が認める基準があるが、今回は400km弱のルートとなる。
走行距離が短くなればなるほど休憩や仮眠の要素が少なくなるのでそれらも計算して制限時間を設けることも考えたが、国道1号もルート次第で距離は『490km~580km』と幅広くその距離によって制限時間が変わることも無いので、それらから来る考えと、ある方の意見を参考に『王道のキャノボペース』の『グロス22km/h』を基準にして『18時間以内』を制限時間にしたいと思う。
ただ、個人的にはファストライドなので道路交通法をしっかり遵守したうえで自身の最速を目指すことに変わりはない。
イメージしている時間は『16~17時間』でゴールしたい思いである。
●おおまかなスケジュール
【10/31(日)】
・仕事が終わって20時頃に自宅を出発
・車で広島から門司に向かう(約190km)
【11/1(月)】
・4時半に起床(6時間睡眠)してPAで出来る準備をする
・5時頃に門司に到着⇒コンビニで朝食
・5時半にスタート地点近くのパーキングに入れて移動
・AM6時スタート予定
・走行16~18時間
・22~24時にゴールの鹿児島に到着
・ホテルにチェックイン⇒近くで夜の食事
(帰路に使用する荷物を事前にホテルに送付予定)
【11/2(火)】
・7時起床⇒帰る準備⇒近くで朝食
・9~10時の新幹線(1時間半)で『鹿児島中央⇒小倉or博多』まで輪行
・『小倉or博多』から門司まで自転車で自走
・時間があれば近場を軽く走る
・14~15時頃、お土産を購入し車で門司から広島に帰る
・17時に自宅に到着
以上のようなスケジュールをざっと立ててみた。
前日はしっかり準備をしておけば、仕事から帰宅してすぐに出発できると思う。
車中泊の場所をどこがいいか考えたが、気兼ねなく駐車できるのと、トイレと洗面という点で関門海峡のPAが良さそうである。門司までの距離もわりと近いのでPAでの準備が済めば高速を降りてコンビニにもすぐアクセスできると考えている。
鹿児島到着予定は順調にいけば22時以降で目標時間を考えると遅くても24時にはゴールに到着しているはずである。
宿泊は快活クラブも鹿児島の市街地にあったので考えたが、食事に出たり帰りに使用する輪行袋や着替え等の荷物を送っておきたいと思い、ビジネスホテルを考えている。
鹿児島への到着時刻が夜遅いがチャンスがあれば、近場の居酒屋等で鹿児島や九州のグルメを食べたいという思いである。
翌日は、基本的に帰るだけなので輪行で博多か小倉まで新幹線で移動して、そこから自転車で門司の車を停めているパーキングまで自走する予定である。
ただ、博多から門司までは少し距離があるので、帰りの荷物を持った状態で長い距離を走るのはしんどいかなと思う。
理想は小倉から門司まで一旦荷物をもってゆっくり自走して、時間が余れば門司近辺を軽く走ったり食事をできたらいいなと考えている。
●終わりに
前回のチャレンジが1,000kmを走る内容だったのと、今回のチャレンジは走っている時間が1日に満たないため短めに感じてしまうが、冷静に考えると九州を縦断するのだからそんなに簡単に考えるものでは無い。
だが、確実に長い距離と長い時間のチャレンジで経験値が増しているので、約400kmとい距離に走り切れるのかといった不安はほぼ無い状態である。
また、つい先日10月の中旬に落合さんの日本縦断ギネスチャレンジのサポートを一部させていただき、間近で約2600km先のゴールを目指す走りを見ることが出来た。
ライダーの落合さんを初めクルーのメンバーやサポートする様々な方が共に目標へ向かって進む姿も印象的だった。
そしてすごいチャレンジに実際に沿道で応援したり、SNSでの盛り上がりを見て、その期待を背負い厳しい天候や環境の中、黙々と走り続ける背中を見るとグッとくるものがあった。
それらと決して比較はできないが、チャレンジすることの熱さを感じたので自分なりにベストを尽くして頑張りたい思いである。
今回もファストライドということで、来年チャレンジしたいと思っている『OTキャノンボール』を見据えての練習も兼ねて同じような条件を再現できるように位置情報を共有して走ります。
いつものようにTwitterでツイートできる余裕があるか分かりませんが、良ければ見ていただけたらありがたいです。
【Twitterアカウント】
それでは、今年最後?のチャレンジ、今年の頭に立てた目標を達成できるようにしっかり走ってきます。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
広島県一周1,000㎞チャレンジ
●チャレンジするにあたり
今回のチャレンジはキャノンボールでもなく、ブルべでもなく、エベレスティングでもなく、ただただ単純なオリジナルチャレンジである。
3連休が取れたので何かチャレンジしたかったが、緊急事態宣言中と言うこともあり、県内で完結できるチャレンジを計画してみた。
トリプルエベレスティングも考えたが、前日の睡眠時間を除いた有効時間を考えると使える時間は初日の5時から3日目の0時で考えると『約67時間』の計算になる。
翌日仕事のことを考えて頑張っても『70時間』が限度となる。
トリプルエベレスティングの時間を簡単にシミュレーションしてみると『シングル(19時間)+ダブル(21時間)+トリプル(24時間)+睡眠(4時間)』で『約68時間』の計算になる。
時間的にかなりシビアだし、何が起こるか分からない状況でタイムオーバーも悔しい思いをしそうだし、さらには翌日の仕事に影響が出てしまってはよろしくないと判断して、今回のチャレンジはもう一つの案として計画していた『広島県一周1,000kmチャレンジ』にすることにした。
●広島県一周1,000km
今回のルートは広島県内だけを走るのだが、広島に住みながら7割くらいは走ったことが無いルートだと思う。
ただ県内を走っているため、万が一のことがあっても最短ルートで帰ればそこまでの距離にはならないと思うと多少は安心感がある。
そしてチャレンジの決め手は、今まで1,000kmを走ったことが無いのでその1,000kmを走ってみたいというのがある。
ちなみに島を入れずに広島県をぐるりと一周したら距離は約600kmである。
以前AJ広島の600ブルベで『Around Hiroshima』というルートで開催されたことがあると聞いたことがある。
今回は自走で行ける島は全てルートに入れているつもりなので距離も1,000kmとなっている。
これは狙って1,000kmにしたわけでなく、ルートを引き終わったらちょうど1,000kmになったのである。
なので、島を渡るための橋を通る時だけ行き帰りでルートが重なるが、それ以外は同じ道を走ることはないルートとなっている。
今回の目標時間は『60時間』に設定。
見た目以上にアップダウンのあるルートだと思うので時間のイメージとしては『400km(20時間)+仮眠(4時間)+400km(20時間)+仮眠(4時間)+200km(12時間)』で『60時間』で考えてみた。
今まで計画的な仮眠を入れたチャレンジをしたことが無いので、今回はおおよそではあるが仮眠を前提で計画を立ててみた。
この走りができたら、もう少し長い距離への可能性も出てくると思うので、その辺りのテスト的なチャレンジになればと言う思いもある。
以上の理由で今回の1,000kmチャレンジを決行してみた。
●スタートまで
スタートは9月26日(日)のAM5:00予定。
前日、仕事を終えて帰宅してから翌日の準備を完了して21時頃に就寝。
当日AM3時過ぎに起床して準備を始める。約6時間の睡眠が少ない気もするが計画としては予定通りである。
買っておいた朝食を食べて、着替えを済ませてからAM5時前に家を出る。
スタート地点の家の近くの交差点についてGARMINのサイコンを立ち上げようとしたらうまく立ち上がらない。
電源ボタン長押しで反応しないので少し焦ってボタン全押し&長押しすると無事に起動して一安心。
予定より少し遅れて『AM5:15』にチャレンジスタート。
●~100km
スタートしてからはしばらく市街地走行。
夜間でも大通りなので信号に普通に捕まりながら走る。
今回は先の先の先まで考えてペースはいつものロングチャレンジより1割減で走ると決めている。
ちなみに登りはパワー値参考で220W以上は出さないつもりで走る。
とにかく身体を労わりながら焦ることのないようにと心がける。
広島市内から廿日市市までは走り慣れた道を問題なく走る。走り始めは暗かったが宮島あたりでは空も明るくなり始めていた。
ただ走るのも面白くないのでTwitterでツイートするのに宮島の対岸の『宮島口』で写真を撮る。
『廿日市市』から『大竹市』に抜けて山口県との県境付近まで行き国道2号を離れて北に進路を変更し徐々に登りの区間に入る。
山なので信号はないが登り区間なのでスピードは上がらない。
平均速度が下がっていっても気にせずマイペースで走る。
日曜日と言うこともあり、山の中をガンガン走るバイクが多く自転車の登りでのスピードがいかにゆっくりなのかを感じさせられた。
途中、勾配表示『7.7%』の標識を2か所見つけたので特に意味はないが写真を撮ってみる。
スタート時に持っていた大福を食べながら空腹にだけは気を付けて『100km』付近の吉和町に到着。
あと10kmくらい走ったところにコンビニがあるのでそこでしっかり補給することを考えながら走る
●100km~200km
予定していた戸河内にあるローソン・ポプラに到着したのでここで補給休憩。
ここまで110㎞を約5時間なので、ここまでの登りを考えたらわりと予定通りで走れているかなと言った感じ。
このコンビニに寄った目的は『ポプ弁』である。
最近Twitterでよく見るワードなのでここで『ポプ弁カレー』でしっかり補給を取る。
朝からカレーを食べて、お腹もいっぱいになり再び走り出す。
まだ序盤なので登りは頑張りたくなるが我慢してペースを上げないようにする。
芸北町でトイレ休憩を挟んで、先にある大朝町のコンビニを目指して走る。
このあたりでTwitterでフォロワーさんから予定のルートが通行止めだと教えていただき、迂回ルートを考えがら走る。
そして大朝町のセブンイレブンに到着。
時刻も14時をまわり気温も上がっているので、水分も補給する。
この後はかなり先までコンビニが無いので出発前にパンとおにぎりを買って背中に入れておく。
予定では170km先までコンビニはない。
休憩していたら猫が寄ってきたので少し戯れてから、再び走り出す。
予定ルートから変更して、一旦千代田の街中まで南下してから東方向に向かって元のルートに合流する。
少し距離が増したが、無事に予定ルートに復帰することが出来た。
●200km~300km
走行距離も200kmを超えて『三次市』の山の中のアップダウンを紅葉していたら綺麗だろうなと思いながら淡々と走る。
登りが多いといつものように腰が痛くなり始めるので、下りで腰のストレッチをしながら痛みを和らげながら走る。
250km走って経過時間は12時間5分。
トイレ休憩のため道の駅によってジュースで喉を潤す。
『庄原市』に入ってからも山岳区間は続き標高の高い場所に向けて進んでいく。
時刻が19時を過ぎてあたりが暗くなり、気温も下がってきたので一度道の駅に入ってウィンドブレーカーを着用する。
休憩を挟むと身体が一気に冷えるのですぐさま走り出すが、1kmくらい下りを走ったところで顔周りに違和感を感じアイウェアが無いことに気づき、道の駅へ引き返す。登りなので気持ち的に少しつらい。
上着を着るときにアイウェアを落としたのは覚えているがそれを拾った記憶はないので、その場所に行くと案の定、アイウェアが落ちていたので拾ってからもう一度再スタート。
ここから今回のルート上で一番標高が高い『比婆山』近くの山岳区間を通過。
想像以上の獣道であたりは本当に真っ暗。道幅も狭く小石や落ち葉で荒れていてガードレールも無いのでライトの光量を二つともマックスにして注意しながら走る。
登りは勾配もきつくスピードが上がらず、下りは常にブレーキでスピードが上がらない。
途中、鹿やハクビシンみたいな動物にも遭遇しつつピークを越えて、少し下ったところで走行距離も300kmを超える。
経過時間はちょうど15時間。
●300km~400km
今回のルートでのピークポイントを越えたとはいえ、まだまだ続く山岳区間。
備後落合まで下った後、道後山にむけてアップダウンを延々と繰り返す。
ようやく下り基調になりつつ、もう少しで次の補給ポイントなので少し頑張ってみる。
腰の痛みに加え肩や首回りも疲れ始めているので、なるべくリラックスする時間も入れて走るようにする。
久しぶりの街中の雰囲気に喜びを感じながら、東城のセブンイレブンに到着。
実に175kmぶり、時間にしたら9時間半ぶりのコンビニである。
補給には走りながら食べたいと思っていた牛丼と汁物が欲しかったのでどん兵衛でお腹を満たす。
まだ走行距離は『359km』なので全体の3分の1ほどではあるがこの先は補給の難しいポイントはそこまでないので、少し安心感があった。
長めの休憩をした後、神石高原町に向けて再び登りメインの区間を走る。
東城を抜けたら下り基調だと勝手に思い込んでいただけに、期待を裏切られた登りはなかなかきつい。
神石高原町に着いたあたりでここまで迂回等もあり予定より10km以上距離が増していたので、福山に向けての下りのルートを予定と少し変更して国道182号を走ることにする。
それでも山道には変わりないのでライトの光量を強めにして安全に下り基調を進んでいく。
●400km~500km
『福山市』の神辺まで下りてきて、ようやく街灯もたくさんで安心して走ることが出来る。
集中して走っている時間が長かったのでいろいろと疲れが出始めている。
コンビニに寄って少し休憩。
プリンとドリンクだけで再び走り始める。
予定では400kmくらいで仮眠休憩を取るつもりでいたが、眠気は全くないのでまだ走ることにする。
道の駅があればそこで1時間くらいゆっくりできればいいかなと思って近くの道の駅を確認してみたら50kmくらい先の福山の沼隈町に道の駅があるのでそこまで行ってみようと走り始める。
ところが10kmほど走ったあたりでライトのVolt400がバッテリー切れになる。
一灯外して充電しながらVolt800のみで走っていたらなんとこちらもバッテリー切れになった。
山間部が真っ暗だったのでダブルライトを光量マックスで走っていた負担がここで一気にやってきた。
時刻はまだAM3時過ぎなのでまだあと3時間はライトがないと走れない。
どうしたものかと考えて、明るくなるまで休憩しつつ翌日の夜間の為にライトを充電しなければいけないと思い、ネットカフェに入ることを考える。
検索すると福山市内にいるということもあり、運よく3kmほどのところに快活クラブがあった。
ライトはモバイルバッテリーで充電を交互にしながら乗り切って無事に快活クラブに到着。
チャレンジ中に輪行袋を使って自転車を収納したことがいままで無かったので少し手間取りながらも何とか荷物をまとめて快活クラブに入ってフラットの部屋に荷物を入れ込む。
収納時にボトル2本が邪魔になるので外したがそれを持っておくのが難しい。あとは必要なものはフレームバッグから出しておいたので問題ないが携帯用のサコッシュが小さすぎて荷物の管理が難しくて大変だったのでいい勉強にはなった。
ホッとしたら眠気がきたのでとりあえずシャワーを浴びて歯を磨き、ビブショーツとインナーシャツを手洗いして絞れるだけ絞る。そして部屋の中に干しておく。
ウィンドブレーカーの下があったのでそれを履いて仮眠をとるために横になる。
ライトは充電ケーブルが2本あるので2個とも充電して、サイコンだけモバイルバッテリーから充電しておく。
快活に入ったのが『AM4:05』で寝れる状態になったのがおそらく30分後。2時間ほど寝れたらいいかなと思いアラームをセットして目をつむる。
アラームが鳴る前に目が覚め、おそらく1時間40分くらい寝れたと思う。
凄くすっきりしたのでシャワーを浴びてさっぱりしてから、無料の朝食でパンとポテトとコーンスープをいただく。
充電していたライトを回収してから荷物を簡単にまとめて、乾き切ってないビブショーツとインナーシャツを着て走れる格好になり快活を精算。
退店時刻が『AM7:32』だったので、滞在時間は『3時間26分』。
前後の入店と退店の準備まで含めると約4時間ほどの滞在だったと思う。
駐輪場の空いたスペースで自転車を組み立てて、『AM8時』に再出発。
ここまでの走行記録的には『走行距離:約430km』、『経過時間:約26時間45分』。
元々の予定では400kmを20時間で走って4時間仮眠休憩で考えていたので、少し予定より遅れている感じではある。
しかし、ここまでの山岳区間に対してここからは海沿いなのでペースは少し上げれるのではと期待を持って走り始める。
海沿いを走り、『鞆の浦』によって記念撮影。
そこから少し走ったところにある橋で渡れることのできる『田島』と『横島』の外周をぐるりと走る。
この島の外周はなかなか厳しいアップダウンがあり、思った以上に足を使ってしまう。
今回のルートは自走で行ける島は全て制覇し外周を走る計画なので今後の島の数を思うと簡単ではなさそうである。
本土に戻り少し走った尾道手前の松永あたりで海沿いを走っていると、ロードバイクに跨った二人組がいたので軽く会釈をしつつ顔をみると、なんと同じ会社に勤めている福山地区におられる方たちだった。
ロードバイクに乗っているのはお互い知っていたのでよく話はしたことあるが、実際に自転車に乗っている状況で会うのは初めてなのですごい偶然ではある。
少し話をして今回のチャレンジのことを伝えてエールをいただき別れる。
そして少し行ったところでお腹もすいていたのでコンビニ休憩。
暑い時間帯なので冷製パスタとドリンク、あとは水を補給する。
走行距離はようやく半分の『500km』に到達。
経過時間も『29時間47分』なので、目標時間『60時間』のほぼ半分なのでペース的にはちょうどよいと言うことになる。
疲労的にはしっかり仮眠もとっているので悪くはない。
ただリセットされたわけではないので、抑えたペースで走ることに変わりはない。
●500km~600km
やはり島へのアプローチのための橋へのアップダウンはなかなかこたえる。
『向島』に入り、外周の東側を走っていたらTwitterのフォロワーの『すぎちゃん』が仕事の昼休憩だったみたいで応援に出てきてくれた。
少し話をしながら、これから走る島の外周の状況を教えてもらって次の島である『因島』に向かう。
『因島』も何度か来たことはあるが外周を走ったことはなく、走ってみるとなかなかのアップダウンが待ち構えていた。
アップダウンの途中にある公衆トイレで少し休憩。
その後少し疲れも出始めて、暑さも厳しくなってきたのでコンビニでアイス休憩も入れる。
そこから『生口島』に入って同じく外周を走る。
生口島はそこまでアップダウンが無く走りやすい。
いつもは次の島の『大三島』に向けて『多々羅大橋』を渡るのだが、そこから先は『愛媛県』となるため、今回は橋の下を通過する。
生口島の北西にはもう一つ島があり、きっちりその島にも入って外周を回る。
『高根島(こうねしま)』という島で大きな島ではないが外周は少しアップダウンがある。
島をぐるりと回って再び生口島に戻る。
お昼ご飯を冷製パスタにして先ほどのコンビニでもアイスだけにしておいたのは、瀬戸田にあるコンビニに寄るため。
ついに到着『ポプラ瀬戸田店』である。
ここのポプラは最近では珍しい赤い看板のポプラなのでテンションが上がる。
ポプ弁を買って、ご飯を大盛りにしてもらう。
ちなみにポプ弁の大盛りは無料です。(特盛は有料)
まだまだ先は長いのでしっかり食べてお腹を満たす。
走行距離『581km』、経過時間は『34時間25分』。
食事を終えて走り出して、少し行ったところで再度『因島』に戻る。
そこから因島の西側を走り、しまなみ最初の島である『向島』に到着。
このあたりで走行距離が『600km』を突破。時刻は『17時』を越えて気温も落ち着いてくる。
●600km~700km
向島まで戻ると尾道まであと少しと思いがちだが、向島の西側には『岩子島』と言う小さめの島があるのでその島も外周を回って、再び向島に戻る。
少し走ったあたりで誰かいるのがわかり停まると『すぎちゃん』が2度目のお出迎えをしてくれた。
しまなみ区間約120kmの感想を伝えて、走り出す。
ちなみにしまなみ海道のルートはこんな感じ。
向島を走り終えて本土に戻るころには時刻も『18時』前に差し掛かりあたりが薄暗くなり始めている。
今回のチャレンジで2度目のオーバーナイトとなる。
ポプ弁の補給が回り始めたのか、脚の調子も良くペースが一気に上がる。
無理をしすぎたら後が恐いので頑張れるペースで『三原』から『竹原』にむかって走る。
前回のコンビニ休憩から約4時間が経過したので、竹原に入ったあたりで休憩のためコンビニ入って温かいスープとヨーグルト、ドリンクをいただく。
休んでいるとここでAJ広島の代表が応援に来てくださって、この後走るルートについて情報をいただく。
元気をいただき、この先の竹原の海沿いを走り出す。
ここからは走ったことのないルートをしばらく走る。
街灯が少ない暗くて狭い道なのでスピードを上げすぎず安全に走る。登り区間を終えたあたりの安芸津手前でいつものメインルートに復帰する。
そこから少し走ったところにある『大芝島』に橋を渡り突入。
島側の橋へのルートが激坂で下りも大変。この島は外周が何にもなく、所々海側にガードレールが無い狭い道もある。
ライトをマックスにしておかないと海にダイブしかねないので慎重に走る。
橋のふもとに無事に戻り、橋への急な坂も何とか上り本土に復帰。
そこから安浦を走っているところで少し雨が降ってきた。幸いに一瞬の小雨で済んだので問題はなかった。
そして側道にハザードランプが点滅している車が停まっていたので確認してみると、AJ広島でお世話になっている『こなきさん』と『くるぱんさん』が応援に来てくださっていました。
しかもお弁当と温かいお茶までいただき食事を兼ねて休憩しながらいろいろお話をしました。
この後、とびしま海道に入る手前で長めの休憩を取ろうとしていたのでちょうど良かったです。
●700km~800km
Twitterでも呟いたのだが、実は僕はとびしま海道を走るのは今回が初めてになる。
広島に住んでいるのにとびしまを走ったことないのは自分でも意外である。
しかも初めてのとびしまが真っ暗な暗闇の中。
時刻は『23時』を回ったあたりで、安芸灘大橋を渡る。
とびしまはとにかく走りやすい。外周自体のアップダウンがそこまでないし道が綺麗なのでスピードに乗って走ることが出来る。
橋へのアプローチは割と登ることになるが夜間で風も落ち着いていて本当に走りやすい。
ただ、真っ暗なので景色的なご褒美は全くなし。
『下蒲刈島』⇒『上蒲刈島』⇒『豊島』⇒『大崎下島』までの4島の外周をぐるりと約90km走った。
途中写真を撮ってはみたが夜なので独特な雰囲気で悪くないが、見栄えする景色は無かった。夜間の橋のライトは綺麗なので景色的に良かったのはそれくらい。
今度は日中の気持ちがいい時にもう一度走りに来ます。
ちなみにとびしまの途中でサイコンの走行距離が『777.7km』になったので記念撮影。
そして『とびしま』と、少し前に走った『大芝島』はこんな感じ。
本土に戻って呉に入ったあたりで走行距離は『800km』を突破。
夜間の島を走っていての感想は、海沿いを走っていたのだがどの島でも夜釣りをしている人がけっこういた。
むこうからしてみたら「こんな夜中に島を自転車で走るのか」と言った感じだとは思う。
あと、基本的に街灯が少ないので暗かった。
●800km~900km
とびしまにはコンビニが無かったので、少し走ってコンビニで小休憩。プリンと飲むヨーグルトをいただく。
時刻は『AM3:12』なので、次の休憩のタイミングを考える。
距離は残り約200kmなので、眠気が来なければこのまま走ってもいけそうだが、アップダウンがかなりある『倉橋島』と距離の長い『江田島』が残っているので、体調を整えるためにも軽く仮眠を取ろうと考える。
『倉橋島』に入るときに渡る『音戸大橋』に大き目なトイレと洗面所があったのを思い出してそこでベンチに横になろうと考え、そこまで走る。
時刻『AM4:30』に音戸大橋の休憩ポイントに到着。
このあたりでパワーメーターが電池切れで数値が出なくなってきたが、電池を替えようという思いも湧かずこの後はパワーとケイデンスの数値は無しで走る。
気温も『20℃』あるので仮眠するのに問題ない。
走行距離は『817km』なので残りの距離は『約185km』。
経過時間は『47時間15分』なので、2時間くらい仮眠をして『10時間』あれば走り切ることが出来ると思い、仮眠の準備をしてベンチに横になる。
だが横になって目を閉じた瞬間、たくさんの蚊が寄ってきて寝るどころではない。
何か所か刺されながらどうするか考えるが、ここにいる選択肢はなかったのですぐに走り出す準備をして音戸大橋を渡り『倉橋島』に入る。
すぐのコンビニに寄るが仮眠できそうな感じでもないので、もう少しだけ走ったところにあるコンビニで休憩をする。
コンビニ横の空き地で横にまではならず、背中を壁にもたれて30分くらい目を瞑って仮眠を取る。
少しの仮眠があれば走り切るのに問題ないと判断して、空が明るくなったと同時にコンビニで朝食を取ることにする。
ホットドッグと肉まんと豚汁を食べて、水を補給して走る準備を整える。
ここで時刻は『AM6:34』、経過時間は『49時間19分』、走行距離は『821km』。
ゴールの目標時間は『60時間』なので、あと180kmを10時間で走ればいい計算である。
なかなか脚にくるがとにかく軽いギアで急な坂を乗り切る。
そして島の西側の区間を走っている途中で通行止めの看板が現れた。
仕方がないので近くの別の迂回ルートを進んでいくと、ここにも通行止めの看板が。
他の迂回路は近くにはなく、かなり来た道を戻って迂回する必要がある。
そしてそこまでの道のりがかなりのアップダウン区間なのでそれを考えるとメンタルが少しやられかけた。
しかし、停まっていてもなにもならないのですぐに気持ちを入れ替えて来た道を戻る。
分岐点まではしり迂回ルートを通り本来走るルートに無事に合流する。
後半区間で一番のアップダウン区間をクリアして、次の島である『江田島』に渡る。
江田島は何度も走っているのでスムーズに進んでいく。
多少のアップダウンはあるものの倉橋ほどではないので気持ち的も身体的にも楽に走れる。
コンビニでケーキとカフェオレをいただき一息入れる。
休憩後、しばらく走って走行距離が『888.8km』になったので記念撮影。
ここから少し走ったところで、フォロワーさんが自転車で迎撃してくれた。
トレーニングがてら江田島を走られていたということで、そこから少しの間一緒に走る。
前後で少し話をしながらで、かなり気持ちがリフレッシュした。
●900km~1,000km
走行距離も900kmを越えて、時刻も12時を回ったのでコンビニで昼食を取る。
うどんとジュースをいただき、ボトルにアクエリアスを補充。
体調的には全体を通した全身の疲れは当然あるが、一番辛いのが首と肩まわりの痛みである。あとは珍しく手のひらが痛みと痺れがここにきて気になってきた。
腰は慢性的な痛みはあるが、慣れたもので走りながら痛みを緩和できている気がする。
お尻も同様で走りながらポジションを変えたりしてそこまで痛みは感じない。
股はクリームの塗付の頻度が少なかったので、少し擦れが気になるが普通に走るのには問題ない。
こう考えるとここまでの900kmをうまく走れてるほうなのかなと思う。
首と手のひらと股に関してはもう少し工夫して対策をすれば、距離を延ばすことは大丈夫な気がする。
残りの距離が約70kmで目標時間にも余裕が出てきたので長めに休んでから出発する。
江田島から倉橋島に戻り、前半の厳しかった倉橋とは対照的にフラットな北側を少し走り本土に戻る。
呉まで戻り、広島市内に向けて海岸線を走る。
ここからも走り慣れた道なので特に問題なく淡々と走る。
広島市内に入る少し手前にある坂町におすすめのベーグル屋さんがあると言うことを聞き時間にも余裕があるので、家族へのお土産として少し寄り道をする。
家族人数分のベーグルとお菓子を買い携帯用のサコッシュに入れて広島市内を目指す。
広島市内に入ったらゴールまであと少しなので気分手にはウィニングラン状態。
今回、最後の島として広島港近くの『宇品島』と『出島』を走りに行く。
宇品島(元宇品)に入ったところで知人の『Hさん』が応援に来てくれていた。
ルートを確認してくださっていてわざわざ応援の声をかけていただきありがとうございました。
そこから元宇品と出島をぐるりと回り、ゴールの原爆ドームに向けて走る。
ちょうどサイコンの距離が『999.9km⇒1,000km』になるタイミングでサイコンの記念撮影。
ここまでの経過時間は『58時間42分』。
ゴールまでは残り約5kmなので目標時間の『60時間』以内のゴールはほぼ大丈夫そう。
広島市内の市街地は路面電車も走っていて信号も車も多いが、焦る必要もないのでゆっくりゴールを目指す。
そしてようやくゴール地点である、『原爆ドーム』に到着。
まずはとりあえず、ゴールした報告をするために写真を撮る。
まずは原爆ドームと自転車。
次に、原爆ドームと自分と自転車。
最後に、原爆ドームとサイコンと自転車。
そしてTwitterでの完走報告も完了。
STRAVAでの記録はこんな感じです。
『走行距離:1,005km』
『経過時間:59時間6分』
『獲得標高:9,160m』
『平均速度:23.8km』
実際に走ったルートはこんな感じです。
●ゴールしてから
ゴール後に少しゆっくりしようと原爆ドーム前のベンチに座っていたら。
大量の蚊が寄ってきて、脚を刺されまくった。
逃げるように少し離れたところにあるベンチに移動したところで、自転車仲間の『Tさん』が原爆ドームに来てくれた。
職場が近いということで、休憩の合間に来てくださったみたいでありがとうございます。
いただいたドリンクを飲みながら少しお話をしてTさんとはお別れし、家までの約2kmの道のりをのんびり帰る。
1,000kmという距離を走り切った疲れと達成感を心地よく感じながら無事に自宅に到着。
自転車に付けているフレームバッグを外し、装備等の片づけを急いで済まして、ささっと自転車の汚れを落としてようやく終了。
これにて『広島県一周1,000kmチャレンジ』は無事に終了です。
●終わりに
初の走行距離1,000kmのチャレンジでしたが、無事に終えることが出来ました。
元々は、今年の5月のゴールデンウィークにAJ広島開催の1,000kmブルべにエントリーしていたので、本来であればそれが初めての1,000kmチャレンジになるはずだったが、走行地域が緊急事態宣言下と言うこともあり中止になってしまったので、今回のチャレンジが初の1,000kmとなった。
広島から出ずに出来るチャレンジと言うことで『広島一周』としてネタとしては面白いと思いながらもルートを引いてみると初めは約600kmのルートになった。
せっかく3日間あるので島も走れるところはルートに入れてみようと引き直してみると、良い感じに1,000kmという切りの良い距離になった。
走り終えて感じたのは、9月末と言う時期でちょうど良かったということだ。
寒さ対策をすれば10月でも走れそうだが標高が高い場所も走るのでその辺りは気を付けないといけないと思う。
逆に暑い時期だと暑さ対策が大変なので自分にはきつい気がする。
時期や距離、ルート的にも走り切れる目処やイメージが立っているのでチャレンジするのだが、やはり一番大切なのは覚悟だと思う。
今回『疲れた』と言う感情は何度となく出てきたが、『辞めたい』と思うことは一度も無かった。
ひとつずつ自分の走りで距離を重ねて、確実にゴールを見据えて走ることが出来たと思う。
振り返るとボリュームがあったのは前半の山間部を含めて初日の夜間走行までの400kmだったので、後半の島区間は思った以上に数値的にアップダウンはあったが気持ち的にはゴールに向けて前向きに走れたので楽だった。
もし逆回りだと思うと、なかなか厳しいコースレイアウトなのではと思う。
個人的には逆回りではあまり走りたいと思わない。
狙いのひとつでもあった、間での仮眠の取り方だが初日は快活クラブで2時間ほど寝れたので良かったが2日目は眠気がほとんど来なかったのもあるが、仮眠時間は少なかった。
これ以上の距離を走るとなると、もう少し計画的な仮眠の取り方を自分なりに構築しないといけないと感じた。
あとはバッテリー問題ももっと工夫をしようと強く思った。
来年あたりで、時間さえ確保出来たら1,500kmくらいで走ってみたいルートがあるのでチャンスがないかと密かに計画している。
今回のチャレンジでの経験を生かして、ぜひ挑戦してみたいと思います。
最後に、いつも同様でチャレンジ中にたくさんの方からTwitter等で応援のいいねやコメントをいただきました。
本当にありがとうございます。
皆さんの応援で気持ちを最後まで切らさずに走り切ることが出来たし、目標時間内でのゴールも達成することが出来ました。
これからもチャレンジしたいことがたくさんありますので、その時も応援していただければありがたいです。
それでは今回の広島県一周1,000kmチャレンジはこのあたりで締めさせていただきます。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。